正確な荷待ち・荷扱作業時間の把握に向けて

2023/06/06  株式会社 コクヨロジテム 

17拠点の物流センターでバース管理システムを導入

株式会社コクヨロジテム(本社:大阪府/代表取締役社長:松浦鉄男)では、2023年5月に17拠点の物流センターにバース管理システム(株式会社モノフル トラック簿)を導入しましたのでお知らせ致します。


バース管理システムの概略(端末でトラックの接車バースや接車時間を一元で予約・記録・見える化ができる)
導入の背景
経済産業省等が実施する「持続可能な物流の実現へ向けた検討会」で提出された荷主・物流事業者が取り組むべき事項案として、荷待ち・荷役作業等原則2時間以内ルールが打ち出されました。一方で、荷待ち時間・荷役時間の状況把握について「把握している」荷主事業者は10~20%、バース管理システムを導入している荷主事業者は約7%であることも発表されています。
コクヨロジテムでは一部の物流センターでバース管理システムを導入していましたが、十分に機能を使えていないケースや紙で管理している物流センターでは分単位での時間を管理できていないケースもありました。

バース管理システムの導入と今後の取り組み
そこで全社的にバース管理システムを導入しアナログな管理を廃止することで、同じ基準で漏れなく正確に時間を把握できるようになりました。今後は時間の正確な把握だけでなく、他の施策と掛け合わせることでより効果が最大化する方法を探っています。弊社では目下の課題である2024年を乗り切るために、ドライバーの負担を軽減するだけでなくドライバーと発着側の倉庫作業員の双方にとって働きやすい環境を整備していくことを目標にしています。そのためには多角的な視点で対策を練ると同時に荷主の理解を求めながら、協力会社様に選ばれる企業を目指していきます。

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