2024 年 4 月 3日
株式会社アマダ
「2024国際ウエルディングショー」に出展
最新加工技術と自動化、環境対応のソリューションを紹介
株式会社アマダ(神奈川県伊勢原市、代表取締役社長執行役員:山梨 貴昭)は、4月24日(水)から27日(土)まで、インテックス大阪で開催される「2024国際ウエルディングショー」に出展します。
今回「FOR YOUR FUTURE」をテーマに、昨今の少子高齢化に伴う労働者不足や脱炭素社会への対応など、製造業における課題を解決する最新の溶接ソリューションをご紹介します。また、アマダは4月1日付けでアマダウエルドテックと合併しました。本展示会では両社の技術やノウハウを統合し、レーザ・溶接事業の一気通貫体制による、加工提案や工程改革を推進します。
板金事業からは、ロット数やリピート率などお客さまの溶接作業形態に合わせた、ファイバーレーザ溶接システム3機種を出展。「FLW-6000ENSISe」は、新補正機能である「AI-TAS」や「自動ノズルギャップ調整」によって、ファイバーレーザ溶接の自動化を実現しました。「FLW-3000Le」は3kW発振器を搭載し、小ロットから大ロットまで対応。設置面積を約35%減少(従来機比)させることで省スペース化を実現しました。「FLW-1500MT+CR」は協働ロボットとの組み合わせにより、経験の浅い方でもより簡単に安定した溶接品質を確保し、作業者の負担を軽減します。3次元レーザ統合システム「ALCIS-1008e」は、ブルーレーザとファイバーレーザの2つのレーザ発振器を搭載し、需要が高まる銅などの高反射材の高速かつ高品位な加工にも対応します。高精度なレーザ加工を実現し、変化の大きいモノづくりのニーズに応えます。また、各マシンを製造DXソリューション「LIVLOTS」に接続することで、マシンの負荷状況の把握、自動機から手動機までの進捗管理など工場全体の見える化をご提案します。
微細溶接事業からは、レーザウエルドモニター「MM-L400A」を出展。溶接点で発生する様々な波長帯の光を加工中に測定し、その強度変化からワーク間のギャップ、表面の汚れ、フォーカスずれ、溶接の穴あきなどレーザ溶接における品質問題を検出します。「AIアシスト」により実際の測定と合わせて波形の微小な差異を検出する、異常検知機能の実演デモを実施します。さらに、コンパクティング専用として設計されたスタンドアローン型の半自動システムである「MS-RW1620AZ」を出展。最大加圧2トンの溶接ヘッドや、専用治具を備えているほか、溶接電源や品質管理用のウエルドチェッカーも内蔵し、接合品質の均質化や生産の効率化、作業現場の安全性向上といったモノづくりの課題を解決します。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.amada.co.jp/php/press/pdfs/000389_1.pdf