カーボンニュートラル・資源循環などの講演多数! 化学工学会、第55回秋季大会を開催 9月11日(水)~13日(金) 北海道大学札幌キャンパスにて

2024/07/26  公益社団法人 化学工学会 

化学工学に関わる研究者・技術者が集結!会期前日にはカーボンニュートラルの公開シンポジウムも開催(無料・ライブ配信あり)


前回年会(第89年会)の様子

国内有数の化学系学術団体である公益社団法人化学工学会(本部:東京都文京区 会長:森川宏平  (株)レゾナック・ホールディングス取締役会長)は、化学工学における全国規模の学術集会『化学工学会 第55回秋季大会』を、2024年9月11日(水)から13日(金)まで開催いたします。会場は、北海道大学札幌キャンパスです。大会では、当会会員および外部有識者による講演や討論、またネットワーキングを通じて、化学工学に関する最先端の情報や知見の共有、交流促進を目指します。大学関係者はもとより化学産業をはじめとする企業関係者も集うこの一大イベントに、ぜひご参加ください。
■化学工学会について
化学工学会は80年以上にわたり“化学と社会の橋渡し役”として産学官が結集し、人材育成や出版、国際交流など様々な活動に取り組んできました。特にいま、世界的な潮流であるカーボンニュートラルの実現においても、当会所属の研究者・技術者がいち早く社会実装などで関わっています。
本大会では、北海道におけるカーボンニュートラルの取り組みなどを議論するほか、サーキュラーエコノミーやナノ材料、スタートアップに関するシンポジウムを開催します。また、当会で日々活動する14の部会による各専門領域に関するシンポジウムなど、全体で1,100件以上の講演を予定しています。
■開催概要

会場の北海道大学 札幌キャンパス(工学部)
名称:化学工学会 第55回秋季大会
主催:公益社団法人化学工学会
会場:北海道大学 札幌キャンパス(札幌市北区北8条西5丁目)
https://www4.scej.org/meeting/55f/pages/jp_onsite.html
会期:2024年9月11日(水)~13日(金) ※一部シンポジウムは会期前日・9月10日(火)開催
参加予定人数:約2,000名 (オンライン参加含む)
講演数:約1,140件 (口頭発表、ポスター発表)
大会Webサイト:https://www4.scej.org/meeting/55f/
プログラム詳細:https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/index.html



■おもな企画
【ビジョンシンポジウム】「化学工学におけるサーキュラーエコノミーへの挑戦」9月13日(金)
https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/session_SV-1.html
サーキュラーエコノミーはカーボンニュートラルに並ぶ重要な概念となっている一方で、モノづくりに強みを持つ日本におけるサーキュラーエコノミーの方向性はまだ模索段階にあります。本セッションでは化学工学におけるサーキュラーエコノミー実践への取り組みへの期待と種々の実例を紹介しながら、日本にとって強みのあるサーキュラーエコノミーの方向性を議論します。
【特別シンポジウム】「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」9月11日(水)
https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/session_SP-2.html
「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」プロジェクトでは、ナノ粒子を擬似分子として取り扱いナノ粒子の化学工学熱力学を構築し、ナノ粒子を取り扱うプロセスの単位操作の確立を行い、ナノ粒子の構造形成も取り扱うことを目指した取り組みを行ってきました。本シンポジウムではその成果を発表し、ナノ材料の化学工学の構築に向けた議論を行います。
【特別シンポジウム】「化学工学分野におけるスタートアップの可能性」9月12日(木)
https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/session_SP-3.html
いま、社会の根深い課題を先端的な技術で解決するディープテックスタートアップに対する期待が高まっています。しかし、製品上市まで長期間が必要となり、開発に必要な資本も大きく、様々な課題に直面します。ディープテックのシーズをもつアカデミアの人材の集まる場である化学工学会の立場から、スタートアップを創出し、社会を変えていく可能性について議論します。

【一般公開シンポジウム】以下2件は、当該シンポジウムご参加に限り参加費無料です(ライブ配信あり)
「2050年 カーボンニュートラルへの道」9月10日(火) ※会期前日
https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/session_SP-1.html
カーボンニュートラルの達成に向けて、化学工学会では地域産業および地域コミュニティとの連携強化により具体的なケーススタディ、カーボンニュートラルに必要な技術や学問体系の展開・深化の検討を進めております。今回は、カーボンニュートラル推進における日本の位置づけを念頭において、地域の特徴に鑑みたグランドデザインの考え方、また、北海道での取り組みについて議論します。
「女性技術者ネットワーク」9月12日(木)
https://www4.scej.org/meeting/55f/prog/session_HQ-12.html
化学工学というコミュニティにおいて、女性はまだまだ少数派です。女性技術者が働きやすい環境は、老若男女が共に活きる社会につながります。昼休みの時間、ランチをとりながら女性技術者ネットワーク形成の成功事例を共有し、働きやすさについて一緒に考えます。

【部会シンポジウム】化学工学会の14部会がそれぞれ開催します
https://www4.scej.org/meeting/55f/pages/jp_gen-symp.html#SY
基礎物性部会、粒子・流体プロセス部会、熱工学部会、分離プロセス部会、反応工学部会、システム・情報・シミュレーション部会、バイオ部会、超臨界流体部会、エネルギー部会、安全部会、エレクトロニクス部会、材料・界面部会、環境部会、化学装置材料部会


■お申し込み次のURLからお手続きください。
●一般公開シンポジウムのみのお申込み(無料)
https://www4.scej.org/meeting/55f/pages/jp_regist-public.html
●大会への参加お申込み(参加費が必要です)
https://www4.scej.org/meeting/55f/pages/jp_regist-guide.html
(参加費)
●化学工学会会員の方
正会員 :15,000円(不課税)
学生会員: 7,000円(不課税)
法人会員:18,000円(不課税)
●非会員の方
33,000円(税込)
(お申込期間)
第二期 7月25日(木)~8月7日(水)
第三期 8月8日(木)~9月13日(金)




前回年会(第89年会)の様子

■お問い合わせ
公益社団法人化学工学会 大会実行委員会事務局
MAIL : inquiry-55f@www4.scej.org

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