秋田県湯沢市の企画展『あちちの地展』が秋田市内ギャラリーで開催!

2021/10/28  株式会社 イースト 

〈地熱を、自熱に〉をテーマにした、湯沢市の魅力に触れることができる企画展

秋田県湯沢市を舞台に動き出したプロジェクト『あちちの地』は、地熱エネルギー豊かな湯沢という町や、そこに暮らす人びとの暮らしに秘められた「自分の熱=自熱」を見つめ、感じて、みんなで元気になっちゃおう!という、プロジェクト。今回の企画展では、昨年度に発行された「あちちの地BOOK」の中でも人気の高かった『りんごチップ』の物語を中心に追いかけ、ご紹介します。




「湯」が「沢」山と書いて「湯沢」。
そう、秋田県南部に位置する「湯沢市」という町は、お湯がいっぱいある、あったかい町。お湯がいっぱいあるってことは、温泉がいっぱいあるってこと。温泉がいっぱいあるってことは、地球のエネルギー、つまり「地熱」がいっぱいあるってこと。

今、世の中は日々の暮らしの在り方に向き合い、見直すべき時を迎えました。自然のチカラ・自然エネルギーの恩恵の上にその土地がカタチづくられてきました。そして、わたしたち一人ひとりも、その「地熱」という恩恵の上に息づいているということを、今一度、皆で実感すべきときがやってきました。

エネルギーを、らのエネルギーに変え、日々その土地らしく、たくましく、楽しく暮らすことのできる幸せ。本企画展がたくさんの方の元気につながることを願っています。

加工からパッケージラベルまですべて手作業の「りんごチップ」

湯沢市皆瀬地区で、「ダムの茶屋」という食堂を長年営みながら、冬場は地元の「温泉熱(地熱)」を活用して乾燥・開発したりんごのドライフルーツ『りんごチップ』を作り続けてこられた石山さんご夫婦。そんな石山さんご夫妻が大切に作り続けてきた『りんごチップ』は、なんとりんごの加工からパッケージラベルの作成まで、すべてが手作り・手作業にこだわってできたもの。

湯沢の「地熱」を有効に活用し、地元に愛される『りんごチップ』を作り続けてきた石山さんご夫妻の気持ちが、今、次世代へと受け継がれます。
手書きのラベル作成を教わる学生


翔北高校商業クラブのみんな

「地熱を、自熱に」をテーマに昨年発行されたプロジェクトブック『あちちの地』の内容が、上記の「りんごチップ」をはじめとし、企画展となって今回ここにお披露目です。湯沢の地でたくましく在り続ける人やモノなど様々な角度から溢れるエネルギーをご紹介します。

あちちの地展【入場無料】




主催:株式会社イースト
企画・トータルディレクション:澁谷デザイン事務所
写真:高橋 希(オジモンカメラ)

※本展示会は、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構より「令和3年度秋田県湯沢市における地熱資源を活用した観光促進事業実証業務」を株式会社イーストが受託し実施しております。

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