ミニチュア写真家・田中達也の展覧会「田中達也展 みたてのくみたてMINIATURE LIFE・MITATE MIND」が8月1日に日本橋高島屋にて開幕!

2024/08/01  株式会社 高島屋 

~日本初公開のミニチュア作品約160点、全展示撮影可能~

株式会社高島屋(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長 村田 善郎)は、ミニチュア写真家である田中達也氏の展覧会「田中達也展 みたてのくみたて」を8月1日(木)から28日(水)まで日本橋高島屋S.C.本館 8階ホールにて開催しています。※8月21日(水)は休業



 開幕に先立ち行われたプレス向け内覧会では、会場内でプレスツアーを実施し、田中達也氏が展示解説を行いました。本展覧会は、日常にあるものを別の物に見立ててアート作品を完成させる「見立て」の発想をテーマに日本初公開のミニチュア作品を含む約160点の作品を「HOME」、「FORM」、「COLOR」、「SCALE」、「MOTION」、「LIFE」、「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示しています。その中でも、「甘い生活(HOME)」と「おすしが ふくを かいにきた(LIFE)」を中心に解説し、自身の発想の原点を紹介しました。

 田中氏は、現在のミニチュアを使った作風を選んだきっかけについて、「趣味として写真を撮り始めていたところ、被写体が欲しくなり、同じく趣味で集めていたミニチュア人形を被写体として使い始めたのがはじまりです。Instagramに投稿して共感を得られる作品を意識して作る中で、現在の“見立て”という作風につながりました」と語りました。さらに、アイデアの源については「コンビニやスーパー、一般的な日用品がそろっている場所やモノからアイデアを得ています」と語りました。

 続いて田中氏は「作品名は作品を撮り終わった後に考えています。見立て前のモチーフに関する言葉を20~30個出し、次に見立て後の風景に関する言葉を同じように20~30個出して、この言葉同士を比較し、似ている言葉をうまく掛け合わせて作品名を考えています。“ダジャレ”と言われることもありますが、自分では“言葉の見立て”と捉えています。これは日本人にとって馴染み深いものであり、作品をより印象深く覚えてもらうための手法でもあります。」と、作品だけでなく、作品名についてのこだわりも披露しました。さらに、開幕に寄せての想いとして「作品は人間の普遍的なものを表現しているので、世代や国境を超えて楽しんでいただけます。今回、全作品撮影可能なので、見立ての発想に思いを巡らせながら、ミニチュア写真家になったつもりで子どもから大人までたくさんの方々に作品鑑賞を楽しんでいただき、『日常を違う視点で見て楽しくなるという発想』を持ち帰ってもらえれば」とコメントしました。

本展覧会について
 本展覧会では、田中達也氏の「見立て」の発想をテーマに、さらに、大人気絵本のキャラクターやフォトスポットにもなる大型作品も展示し、見立ての世界を体感できます。また本展覧会では、すべての作品が撮影可能なため、来場者は自分自身もミニチュア写真家となり、田中氏の見立ての世界を切り取ることができます。

田中達也(たなかたつや)プロフィール
(C)Tatsuya Tanaka
 ミニチュア写真家・見立て作家。1981年熊本県生まれ。2011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を開始。以後、毎日作品をインターネット上で発表し続けている。2017年より「MINIATURE LIFE展」を国内外で開催。2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当。2020年ドバイ国際博覧会日本館クリエイターとして参画。近年は絵本作家としても活躍。絵本「くみたて」「おすしが ふくを かいにきた」など。

―展覧会場の様子―


-展覧会限定 特設ショップ情報-
 本展覧会では、会場オリジナルグッズを販売しています。展覧会をご覧いただいた後も、本展の魅力をお買い物を通してお楽しみいただけます。
 ※価格は消費税を含む総額にて表示しております。また商品の仕様は変更となる場合がございます。



ー開催概要ー

※会場の混雑状況により、入場制限を行う場合があります。
※展示点数や内容・会期等は予告なく変更または中止する場合があります。予めご了承ください。
※最新の情報は日本橋高島屋S.C.のホームページをご覧ください。

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