2024 年 9 月 10 日
ユニバーサルインフルエンザワクチンの日本における
独占的ライセンスオプション契約締結のお知らせ
明治ホールディングスの医薬品事業会社であるＫＭバイオロジクス株式会社（本社：熊本市北区、代表取締役社長：永?敏秋、以下「ＫＭバイオロジクス」）は、Osivax SAS（本社：フランス・リヨン、最高経営責任者 兼 共同創設者：Alexandre Le Vert、以下「オシバックス」）が開発を進めるユニバーサルインフルエンザワクチン※候補群について、日本における開発、製造および販売の独占的ライセンスを行使するためのオプション契約を締結しましたのでお知らせします。
本ユニバーサルインフルエンザワクチン候補群は、オシバックスが有する新規の自?ナノ粒子化基盤技術に基づき作出され、広範なインフルエンザウイルスに有効なワクチンの実現を目指して開発が進められています。現在、リードプログラムである OVX836 は第 II 相臨床試験段階にあり、これまでに実施された臨床試験において 1200 人以上が参加し評価された実績の中で有望なデータが得られています。
本契約に基づき、ＫＭバイオロジクスは契約一時金をオシバックスに応払います。また、オプション権を行使した場合、ＫＭバイオロジクスは追加の契約一時金、開発段階のマイルストンおよび販売額に応じたロイヤルティーを応払います。
明治グループのＫＭバイオロジクスは、インフルエンザワクチン市場の多様化するニーズに対し、この新たな価値を提案することで、ワクチン接種率のさらなる向上およびインフルエンザ疾病負担の低減につなげ、公衆衛生の向上に貢献してまいります。
※ ユニバーサルインフルエンザワクチンは、毎年流行を引き起こす季節性インフルエンザウイルスに加えて、突発的に抗原性が大きく変化し世界的大流行を引き起こす恐れのあるパンデミックインフルエンザウイルスを含む、広範なインフルエンザウイルスに対して有効なワクチンです。
以上
【オシバックスについて】
Osivax SAS（本社：フランス・リヨン）は、2017 年に設立され、独自の自?ナノ粒子化基盤技術に基づき、変異が生じやすいウイルスに対して広範かつ高い有効性を示す?新的なユニバーサルワクチンの開発を進めているバイオテック企業です。
詳細は Web サイトをご覧ください。https://osivax.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
ＫＭバイオロジクス株式会社
経営企画部 広報課 TEL：096-344-1385
