2024年4月8日
生産現場のタブレットに安全機能を簡単装着!
セーフティコマンダ「HT3P/HT4P形」に ISO13850 対応有効/無効切替照光タイプ
非常停止用押ボタンスイッチ搭載モデルを新発売 IDEC 株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役会長兼社長:舩木 俊之)は、市販のタブレットに、非常停止用押ボタンスイッチとイネーブルスイッチを装着することができる、セーフティコマンダ「HT3P形 」を 2021年1月から発売しており、2022年10月からは有線LAN接続に対応した「HT4P形」を発売しております。
近年、生産現場においては、機械設備やロボットなどの操作パネル(タッチパネル)、操作用ペンダントの代わりに、市販のタブレットが使用されるケースが増加しております。しかしながら、ISO/IECの安全規格の観点から、操作機器を機械の危険源の近くで使用する場合は、機械をすぐに止めることができるよう、非常停止用押ボタンスイッチやイネーブルスイッチなどの安全機器を搭載することが求められており、安全対応が操作機器としてのタブレット導入の障壁となっておりました。
セーフティコマンダ
「HT3P(左)/HT4P形(右)」
セーフティコマンダ「HT3P/HT4P形」は、安全規格において求められる安全機能をタブレットに簡単に搭載できる製品です。伸縮式のドッキング構造を採用することで、幅広いサイズのタブレットに対応し、回転式のグリップで、縦・横方向どちらでも使用可能、また、エルゴノミクスデザインにより、利き手を問わない持ちやすさと操作性を実現しています。
この度2024年4月8日(月)より、非常停止機能の国際規格:ISO13850に対応した、新型照光タイプの非常停止用押ボタンスイッチを搭載したモデルを追加発売いたしました。ISO13850 では、無線ペンダントや着脱式の有線ペンダントにおいて、非常停止の有効/無効の混同を避けるための一つの方策として照光によるボタン色の変化が求められています。そこで、無効時:白(消灯状態)/有効時:赤(点灯状態)として使用できる照光タイプの非常停止用押ボタンスイッチを搭載したセーフティコマンダをラインアップしました。
今回の機種追加によって、規格対応と共に、作業環境における安全性と利便性のさらなる向上と、開発コスト削減に貢献いたします。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://jp.idec.com/media/PR20240410.pdf