円安、日本食ブームなどを追い風に福岡の逸品が大ヒット
地方の中小企業が秘めた可能性をITのチカラで成長へと導く、ラシン株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役:原直樹、以下「当社」)は、この夏、博多ラーメンの新星『御忍び麺処 nakamuLab.(ナカムラボ)』を家庭で味わえる「ラーメン<nakamuLab.>」のセットを、香港を代表するECサイト「HKTVmall」で販売したところ、発売から1ヶ月余りで600食が完売。発売開始から「異例の大ヒット」となっていることをお知らせします。
ヒットの理由と波及効果
日本食のブームに加え、長期化する円安で香港では割安感があることが人気の理由です。
また、今回の香港でのECサイトでの販売によって、『御忍び麺処 nakamuLab.(ナカムラボ)』を知った香港からの訪日客が、実際の店舗を訪れるケースも増えていると店主の中村聡志氏は語っています。さらに香港からの訪日客は店を訪れると店舗で販売しているセットをまとめ買いするなど、リアル店舗での波及効果も実感できているそうです。
ECサイト「HKTVmall」と販売方法
当社が「福岡から世界に届けるべき逸品」と認めた商品だけを厳選して、香港でネット販売しています。当社が輸出代行する企業は、ECサイトとの調整や交渉などの「面倒な手間」は一切かかりません。商品を指定場所に発送するだけで、香港での輸出・販売が可能となるのです。
販売先である香港最大のECサイト「HKTVmall」は、香港におけるアマゾンのような存在です。「HKTVmall」はECとの相乗効果を狙い、多くのリアル店舗も持っています。
リアル店舗は「コンセプトショップ」との位置付けで、ショールームとして注目商品を展示しています。あるいは店員がタブレットを用いて顧客に商品の購入方法やアプリの使用方法を案内しています。ほかにも、ECサイトを通じて注文した商品の受け取り場所としての機能も果たしています。
このほか100を超えるピックアップポイントを設置。専用コインロッカーで受け取ることも可能にするなど、リアルとの連携にも積極的です。
「HKTVmall」のURL:
https://www.hktvmall.com/hktv/zh/
『御忍び麺処 nakamuLab.(ナカムラボ)』について
那珂川市の普通の民家が並ぶ道を歩き、表通りの奥にあるのが『御忍び麺処 nakamuLab.』です。店名に「御忍び麺処」と冠するのに相応しい、まさに隠れ家のような佇まいです。完全予約制という運営も、ラーメン店では異色の存在です。
「博多ラーメン」といえば「豚骨」が有名ですが、『御忍び麺処 nakamuLab.』は濃厚な鶏ベースのスープが特長です。一番人気の「鶏白湯SOBA」は泡立てたスープがとてもクリーミーで、コクのある仕上がりとなっています。添えられたレモンを加えれば、コクがありながらもさっぱりした味わいとなります。今年春には東京・四ツ谷にも進出を果たしています。
価格
2人前:70香港ドル(日本円で1,330円)
5人前:178香港ドル(日本円で3,382円)
10人前:348香港ドル(日本円で6,612円)
※ 1香港ドル=19円で換算
会社概要:ラシン株式会社
本社:福岡市中央区警固2丁目16番26号 アークエムズワン6F
代表取締役:原 直樹
https://rashin.jp/
代表の原直樹が福岡大学卒業後、リクルート、通販専門の広告会社を経て、地元・福岡で起業。前職の広告会社から現在に至るまで、脚本を手がけたラジオ通販番組は9,000本以上。こうした経験から「通販など対面以外で売るノウハウは潤沢な広告費のある大企業には蓄積されるが、大半の中小企業は取り残されたままになる」と、中小企業のIT化を支援するためにラシンを起業。大学で同じく起業を専攻していた武耕太郎がCOOとして加わり、中小企業向けの定額制ホームページ製作・運営サービス「ばりよか」を開発、陣頭指揮するようになる。「ばりよか」事業ではふくおかフィナンシャルグループ、佐賀銀行、西日本シティ銀行など有力地銀と次々と提携。「地方の中小企業の成長発展を追求し、日本の強さを取り戻す」を信念に、福岡から「中小企業が成長するための本質的なIT化」を推進している。