大阪府の支援学校で初の「遠隔職場実習」を実施 [OKIワークウェル]

2022/03/23  株式会社 沖ワークウェル 

2022年3月23日

株式会社沖ワークウェル
沖電気工業株式会社

大阪府の支援学校で初の「遠隔職場実習」を実施

OKI在宅勤務社員が講師として自宅からネットワーク経由で指導


遠隔職場実習の様子

OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下OWW)は、3月7日から3月11日の5日間にわたり、大阪府立刀根山支援学校(校長:髙河原 健、所在地:大阪府豊中市)において、企業に出向いての職場実習が受けられない生徒にビジネス文書の作成などをオンラインで指導する「遠隔職場実習」を大阪府で初めて実施しました。自らも重度障がいのため在宅で勤務するOWWの社員が講師を務め、同校高等部の生徒2名に、ビジネススキルや在宅勤務で重要となるコミュニケーション方法などを、実習を交えながら指導しました。

OWWが提供する職場実習の特長は、生徒が企業に出向くことなく、学校に居ながら遠隔にいる講師とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験ができることです。今回は、東京都と神奈川県で在宅勤務をするOWWの社員2名が講師を務め、講師の自宅と同校をネットワークで結んで授業を行いました。講師は、自身の在宅就労からの体験も交えながら業務に必要なコミュニケーション能力について伝えるとともに、PCを使ったビジネス文書や請求書の作成を実習形式で指導しました。

将来の進路を考える契機として参加し、テレワークを体験した生徒たちからは、「報告・連絡・相談など、コミュニケーションの大切さを思い知った」「体の疲れ方次第ではあるが、パソコンを使うと自分の可能性が広がることが実感できて嬉しかった」などの気づきが寄せられました。

OWWでは、全国21都道府県で58名の通勤困難な重度障がい者が在宅で勤務をしています。その経験から、障がい者の在宅雇用を学校教育に活かす取り組みとして、全国各地の特別支援学校で働き方の体験を伝える遠隔職場実習を2004年から行い、これまでの参加者は延べ280名を超えています。今後も子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。

用語解説

  • 注1:特例子会社

    「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社。

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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