2022年４月25日
ENECHANGE株式会社
株式会社エルピオの電力小売事業のサービス停止
及び当社業績への影響に関するお知らせ（開示事項の経過）
当社は、2022年３月26日付「株式会社エルピオの電力小売事業のサービス停止及び当社業績への影響について」にて、当該事象が当社業績に及ぼす影響については、進捗に応じて、適切なタイミングで情報開示を行うと公表しておりました。本件について、2022年12月期通期連結業績予想への影響への見通しについて、進捗がありましたのでその内容をお知らせいたします。
１. 背景
2022年３月25日、当社の主要取引先である、株式会社エルピオ（以下、「エルピオ社」）より、電力小売事業である「エルピオでんき」の全エリア、全メニューのサービス提供の停止（以下、「本件」）が公表されました。
2021年12月末時点において、エルピオ社の当社経由のユーザー数（注）は約３万９千件であり、当社全体のユーザー数38万７千件のうち約10%となっておりました。
2022年12月期通期連結業績予想におけるエルピオ社からの売上高については、事業撤退がなされる４月30日以降の売上高としては、約58百万円（ストック型収益約41百万円、フロー型収益約17百万円）と見込んでおりました。当社としましては、想定約14万件のエルピオ社のユーザー全体に対しては、他の電力会社への契約切替キャンペーンをエルピオ社と連携しながら支援し、また新規顧客に対しては、他の電力会社への送客を行うことにより、当該売上高見込みを維持する取り組みを推進しておりました。
２. 当社業績への影響について
2022年４月25日時点において、本件に関連するユーザーから４万件を超える切替申込を受領しており、エルピオ社の当社経由のユーザー数約３万９千件を超えたため、本件が当社の業績へ与える影響は軽微と見込んでおります。また当社は、現時点で電力切替が完了していないエルピオ社ユーザーに対しても、契約者向け相談窓口の設置及び対応要員の増員にて引き続き電力切替支援を実施してまいります。
なお、本件は破産等の法的整理ではないため、エルピオ社向けの債権については、通常通りの回収がなされる見込みです。
(注）法人顧客について一般家庭の容量を４kWとし総獲得容量から割り戻した数値を一般家庭換算として算出
以 上
