森林資源を活用したJ-クレジットを創るための令和4年度の取組み状況について
印刷
文字を大きくして印刷
ページ番号:0150697
更新日:2023年1月6日更新
1. J-クレジットとは?
近年、地球温暖化防止に向けてCo?排出削減に努める一方で、森林などによりCo?吸収量を安定して確保できるよう一層の取組みが求められています。
国では、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCo?の排出削減量や、適切な森林管理によるCo?の吸収量を「クレジット」として認証するJ-クレジット制度を設けています。
J-クレジット制度について<外部リンク>
森林管理プロジェクト等について(J-クレジット制度データ資料)<外部リンク>
2. 令和4年度の取組み状況について
令和4年度(2022年度)森林吸収量クレジット化推進事業
本県が目指す「2050年県内Co?排出実質ゼロ」の実現に向けて、森林資源を活用したカーボン・オフセット(*)の取組みとして、J-クレジット制度の活用を推進します。そこで、この制度に精通したコーディネーターを配置し、令和4年度(2022年度)から森林吸収量のクレジット化に向けた取組みを支援しています。
*カーボン・オフセット:森林によるCo?吸収量等を自らの温室効果ガス排出削減量として購入し、埋め合わせて相殺する仕組みのことです。
(1)制度周知の説明会の開催
森林を活用したJ-クレジットのことを広く知っていただくために、県内の4地域において説明会を開催しました。
また、J-クレジットの創出への取組みについて、支援を希望する事業者を募集しました。
説明会開催の案内チラシ (PDFファイル:350KB)
募集のご案内(チラシ) (PDFファイル:420KB)
募集要項 (PDFファイル:359KB)
【説明会の様子】
1)県北 8月2日(火曜日) 14時00分~ 阿蘇市農村環境改善センター 農事研修室
2)県央 7月28日(木曜日) 14時00分~ 九州電力(株)熊本支店 2階大会議室
3)県南 8月4日(木曜日) 10時00分~ 山江村農村環境改善センター 大会議室
4)天草 7月27日(水曜日) 14時00分~ 天草広域本部 2階大会議室
(2)今年度のJ-クレジット創出支援者
6者
1) 2事業体
・清水産業株式会社 九州事業所 (多良木町)
・合同会社 Wood one (水俣市)
2) 4町村
・小国町
・産山村
・山都町
・五木村
創出支援者との打ち合わせの様子
(9月29日 五木村産業振興課)
(9月30日 合同会社Wood one)
3. その他
(1)県の創出支援者を林野庁担当者が訪問しました
10月12日(水曜日)に、J-クレジット創出に取り組む小国町を林野庁担当者が訪問し、クレジットを活用した小国町のまちづくりの取組みやクレジットの販売戦略などについての意見交換が行われました。
(2)九州地域J-クレジット制度ネットワーク連絡会議にて取組みを発表
11月14日(月曜日)に開催された「九州地域J-クレジット制度ネットワーク連絡会議」(*)において、本県が取り組む森林吸収量クレジット化推進事業について、事業の内容をはじめ取り組むに至った経緯、現在の状況等について発表しました。
*九州経済産業局が主催する会議で、九州各県の自治体や企業における取組み事例を共有し、制度の推進等に関する意見交換を行っています。
お問い合わせ先
【事業事務局】(県委託先)
九州電力株式会社 地域共生本部 環境事業推進グループ
「令和4年度(2022年度)熊本県森林吸収量クレジット化推進事業」係
Tel:092-726-1533 (平日の午前9時~午後5時)
このページに関するお問合せ先
【担当課】
森林整備課 森林経営企画班
Tel:096-333-2438