2023 年１月 13 日
百五サステナブルローン（サステナビリティ・リンク・ローン型）の取組みについて
株式会社百五銀行（頭取 杉浦 雅和）は 2023 年１月 13 日（金）、ハウスクラフト株式会社（代表取締役 遠藤 真二）に対して百五サステナブルローン（サステナビリティ・リンク・ローン型）を取り組みましたので、下記のとおりお知らせします。
百五サステナブルローン（サステナビリティ・リンク・ローン型）は、事業のサステナビリティ改善および社会の持続可能性に資する野心的な SPTs＊を設定するお客さまに対し、資金調達と脱炭素経営取組みに対するアピールを同時に支援する仕組みとなっています。
今後も当行では百五サステナブルローンの取組みを通じて、地域企業の脱炭素経営を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
＊SPTsとは「Sustainability Performance Targets」の略称で、事業者が定めた社会の持続可能性に対する貢献度合いを測ることができる目標のことです。
記
１ 企業概要
会 社 名 ハウスクラフト株式会社
代 表 者 遠藤 真二
所 在 地 三重郡菰野町大字福村７９５－１
業 種 デザイン住宅事業
事業内容など
ハウスクラフトは三重郡菰野町に本社を置くデザイン住宅会社です。2008年12月の設立以降、「家づくりを通じて家族の幸せな未来をつくる」ことを使命として、デザインと品質にこだわり、多くのお客さまの家づくりに携わってきました。
昨今、世界的に脱炭素の機運が高まるなか、地球環境の保全を自社の社会的使命ととらえ、環境に配慮した家づくりに努めています。
２ SPTsの設定について
新築住宅の年間引渡し戸数に占めるHEAT20 G2グレード※住宅の割合
（各事業年度末時点）
2023年11月期2024年11月期2025年11月期2026年11月期2027年11月期
30％ 35％ 40％ 45％ 50％
※「一般社団法人 20 年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」（略称名：HEAT20）が定める、ZEH 基準を上回る断熱性能基準です。2022 年 10 月に国が ZEH 基準の上位等級として新設した断熱等性能等級６に相当し、現行省エネ基準と比較し、暖冷房期にかかる一次エネルギー消費量を約 30％削減できるため、高い CO?排出削減効果が期待できます。
以 上
《資料》
「百五サステナブルローン」について
１ 商品性について
百五サステナブルローンには、資金使途をグリーンプロジェクトに限定した「グリーンローン型」と、事業戦略に即したサステナビリティに関する目標値を設定し達成状況に応じて金利を優遇する「サステナビリティ・リンク・ローン型」の２種類があります。
いずれも、株式会社格付投資情報センター（R&I）より国際的なグリーンローン等の原則、ガイドラインに整合的である旨の第三者意見を取得しております。
お客さまは、百五サステナブルローンを通じた資金調達を行うことで脱炭素経営への取組みをアピールすることができます。
２ グリーンローン型
ご利用いただける方
脱炭素経営につながる以下のいずれかに関するグリーンプロジェクトへの設備投資を行うお客さま。
①再生可能エネルギー
②省エネルギー
③クリーンな輸送
資 金 使 途 グリーンプロジェクト＊に関する設備資金
融 資 金 額 5,000 万円以上
融 資 期 間 当行所定の審査により決定します
融 資 利 率 当行所定の金利
環 境 改 善 効 果 対象プロジェクトの環境改善効果を年１回報告いただきます
＊グリーンプロジェクトとは、再生可能エネルギーや省エネルギー等の地球温暖化をはじめとする環境問題の解決に貢献する事業です。
３ サステナビリティ・リンク・ローン型
ご利用いただける方
事業のサステナビリティ改善、および社会の持続可能性に資する野心的なSPTs を設定するお客さま。
SPTs は、脱炭素経営につながる、以下のカテゴリーから設定していただきます。
①エネルギー効率向上
②温室効果ガス排出量削減
③再生可能エネルギー生産量・利用量増加
資 金 使 途 運転資金・設備資金（脱炭素関連事業に限らず利用できます）
融 資 金 額 5,000 万円以上
融 資 期 間 当行所定の審査により決定します
融 資 利 率 当行所定の変動金利（SPTs の達成状況に応じて金利引下げ等のインセンティブを設定します)
※ 審査の結果、ご希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
