軟骨修復材「dMD-001」の日本における製造販売承認申請のお知らせ

2023/06/01  持田製薬 株式会社 

2023 年 6 月 1 日
持田製薬株式会社

軟骨修復材「dMD-001」の日本における製造販売承認申請のお知らせ

持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:持田 直幸、以下「持田製薬」)は、膝又は肘の関節軟骨損傷部位の修復及び臨床症状の緩和を目的とする医療機器として開発を進めている軟骨修復材「dMD-001」について、5 月 29 日、厚生労働省に製造販売承認申請を行いましたのでお知らせします。

dMD-001 は、持田製薬と国立大学法人北海道大学との共同研究の成果として生まれた、アルギン酸ナトリウム※を主成分とする生体組織の修復材で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業(NexTEP)に採択され、研究開発を進めてきたものです。

※ 海藻由来多糖類物質のアルギン酸ナトリウムは、生体親和性のあるバイオマテリアルとして、軟骨修復への利用のほか、細胞移植の足場材料等、再生医療分野での応用が期待されています。なお、アルギン酸ナトリウムは、医薬品グレードでの実績も豊富なアルギン酸専業メーカーである株式会社キミカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:笠原 文善)が製造しています。

持田製薬グループでは、昨年策定した「2031 年のありたい姿」に向け、現在主力の医薬品関連事業とヘルスケア事業に加えて、バイオマテリアル事業を次世代の柱の一つにするべく取り組んでいます。なかでも、様々な医療への応用が期待できるアルギン酸を基盤とした各プロジェクトを推進・展開しています。

以 上

<本件に関するお問い合わせ先>
持田製薬株式会社 経営企画部広報室(TEL.03-3225-6303)

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