2023 年 9 月 15 日
興和 インドのアダニグループとグリーンアンモニア等の販売およびマーケティングに向けた合弁会社を設立
～ 今後、SDGs 達成に向けて、再生可能エネルギーを利活用モデルしたグリーンビジネスを開拓 ～
興和株式会社は、この度、シンガポールの当社子会社を通じてインド新興財閥であるアダニグループのシンガポール子会社と折半で将来インドにて生産される予定のグリーン水素およびアンモニアの 主に日本向け販売およびマーケティングを行うための合弁会社を設立いたしました。
インド政府は 2030 年までに年間 500 万トンのグリーン水素生産目標を掲げ、本年 1 月にインド国を世界的なグリーン水素生産・供給国とする「インド国家グリーン水素戦略」を 発表しました。 この方針を受け、興和はインドにおけるグリーンアンモニア供給のバリューチェーン構築の最適化に関する事業化調査事業として、経済産業省より「令和 5 年度質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業委託（我が国企業によるインフラ海外展開促進調査）」の対象案件として採択を受け ました。インド国は世界的にみても太陽光 および風力の再生可能エネルギー資源が豊富であることから、競争力が高いグリーン水素、アンモニア生産が期待されます。
興和は日印のカーボンニュートラル実現に向けて、本調査を通じて、 インド産グリーンアンモニアを日本 の石炭火力発電所での混焼利用までの バリューチェーン構築を目指します。またグリーン肥料 の事業最適化調査に おいてはインド肥料業界のグリーン化に貢献することを目指します。
アダニは世界最大規模のグリーン水素生産事業者を目指し、昨年、今後 10 年間に 700 億米ドルの投資を表明し、グリーン水素、アンモニアのバリューチェーン構築を目指しています。また 2027 年までにリニューアブルエナジー会社として世界のフロントランナーになることを目標にしています。
興和は、健康と環境をテーマに脱炭素社会に貢献する取り組みを国内外で展開しています。今後のカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。
以 上
