2023年10月19日 産業労働局
「とうきょう森づくり貢献認証制度」による認証企業等のご紹介について
東京都では、森づくり活動を行う企業・団体や、多摩産材を利用する企業や都民等に対し、東京の森づくりへの貢献と、二酸化炭素吸収量及び二酸化炭素固定量を認証する「とうきょう森づくり貢献認証制度」を実施しています。この制度に積極的に参加していただくことで、東京の森林整備が促進されるとともに、地球温暖化防止にも貢献することになります。
今回、7団体から申請があり、審査の結果、下記のとおり認証しましたのでお知らせします。
1 認証した企業・団体等
(1)森林整備サポート認定
森林整備活動による二酸化炭素吸収量を数値化し認定しました。
企業・団体名 |
認定の対象
となる施業 |
認定対象森林面積(ヘクタール) |
二酸化炭素吸収量(t-CO2) |
株式会社 植松土木 |
間伐 |
0.32 |
9.63 |
特定非営利活動法人 グリーンアークの森 |
下刈 |
1.43 |
162.90 |
(2)多摩産材製品による二酸化炭素固定量認証
多摩産材を使用した製品の二酸化炭素固定量を認証しました。
企業・団体名 |
品名 |
使用樹種 |
二酸化炭素固定量 |
キログラム-CO2 |
株式会社風憩セコロ |
転落防止柵1 |
スギ |
25 |
転落防止柵1 |
ヒノキ |
32.4 |
転落防止柵2 |
スギ |
9.7 |
転落防止柵2 |
ヒノキ |
12.6 |
転落防止柵5 |
スギ |
79.7 |
転落防止柵5 |
ヒノキ |
103.4 |
横断防止柵1 |
スギ |
18.7 |
横断防止柵1 |
ヒノキ |
24.2 |
横断防止柵2 |
スギ |
18.7 |
横断防止柵2 |
ヒノキ |
24.2 |
横断防止柵3 |
スギ |
19.4 |
横断防止柵3 |
ヒノキ |
25.1 |
横断防止柵4 |
スギ |
18.5 |
横断防止柵4 |
ヒノキ |
24 |
フットライト1 |
スギ |
5.2 |
フットライト1 |
ヒノキ |
6.8 |
フットライト2 |
スギ |
5.2 |
フットライト2 |
ヒノキ |
6.8 |
フットライト3 |
スギ |
5.2 |
フットライト3 |
ヒノキ |
6.8 |
ロングベンチ |
スギ |
144.2 |
ロングベンチ |
ヒノキ |
187 |
港製器工業株式会社 |
スーパーフェンスβ |
スギ |
113.2 |
スーパーフェンスβ |
ヒノキ |
146.7 |
株式会社東京・森と市庭 |
森の木馬 |
スギ |
38.8 |
森の木馬 |
ヒノキ |
50.3 |
※転落防止柵3、4は欠番
(3)建築物等による二酸化炭素固定量認証
多摩産材を利用した建築物等の二酸化炭素固定量を認証しました。
建築主・住宅生産事業者等 |
工事
種別 |
樹種 |
多摩産材使用量(立方メートル) |
二酸化炭素
固定量(t-CO2) |
建築主:野村不動産株式会社 都市開発第一事業本部
事業者:株式会社熊谷組 首都圏支店
|
新築 (H1O芝公園) |
スギ |
23.512 |
13.54 |
ヒノキ |
0 |
参考
1 とうきょう森づくり貢献認証制度の概要
森づくり活動の実施や、多摩産材を利用した企業や都民等の方々に対し、東京の森づくりへの貢献と、二酸化炭素吸収量及び二酸化炭素固定量を数値化し、認証します。本制度は以下の制度から構成されています。
- (1)森林整備サポート認定
- (2)多摩産材製品による二酸化炭素固定量認証
- (3)建築物等による二酸化炭素固定量認証
2 認証された企業には
- 東京都から貢献認証書を授与します。
- 認証マークを広報媒体等に使用できます。
※認証マークの使用については、別途申請が必要となります。
- 東京都のホームページ等で公表されます。
認証マーク
※これまでの認定・認証件数の累計
平成24年度の制度開始より、森林整備サポート認定39件、多摩産材製品による二酸化炭素固定量認証267件、建築物等による二酸化炭素固定量認証35件の累計341件を認定・認証しています。
※「とうきょう森づくり貢献認証制度」の詳細についてはホームページをご覧ください。
問い合わせ先
産業労働局農林水産部森林課
電話 03-5320-4861 |