関西国際空港と大阪国際空港における国内最大級オンサイト型太陽光発電施設の着工について

2023/12/11  株式会社 東芝 

2023 年 12 月 11 日

東 芝 プ ラ ン ト シ ス テ ム 株 式 会 社

関西国際空港と大阪国際空港における
国内最大級オンサイト型太陽光発電施設の着工について

東芝プラントシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:小西 崇夫、以下「当社」)は、このたび、オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮、以下「オリックス」)が設立する SPC より受注した、オンサイト型で国内最大級となる太陽光発電施設建設プロジェクトを着工いたしました。

本プロジェクトは2023年11月に関西エアポート株式会社(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役社長CEO:山谷 佳之)とオリックスが設立する SPC が契約を締結した、関西国際空港と大阪国際空港で計約 23.4MW を発電するためのオンサイト型太陽光発電施設で、2025 年春より関西エアポートグループの年間消費電力のうち約 20%を賄い、年間 CO2 排出量を約 12,300t-CO2 削減するものです。当社は本プロジェクトの EPCC※1 を担当します。

当社グループは、国内及び東南アジア地域等において数多くの太陽光プラント EPCC 案件を手掛けており、これまで
培ってきた技術・実績をもとに、常に最新の設備を提供してきました。

今後も当社は、強みである EPCC に、お客さま視点に立った価値を掛け合わせて、お客さまが求める価値や私たちがもつノウハウやスキルという有形無形の価値を、カーボンニュートラルの実現というカタチとなるよう、推進してまいります。

■設備概要
対象施設
関西国際空港
大阪国際空港
所在地
大阪府泉佐野市泉州空港北1
大阪府豊中市蛍池西町3-555設置場所
2期島北側用地
国際貨物上屋屋根
ターミナルビル屋根
太陽光パネル設備容量
22,862kW(8カ所合計)
557kW
太陽光パネル枚数
39,740枚
960枚
年間想定売電量(初年度)
27,754MWh
(一般家庭約9,200世帯分相当※2)
628MWh
(一般家庭約200世帯分相当※2)
年間想定CO2削減量
12,000t-CO2(スギの木約136.4万本の吸収量相当※3)
270t-CO2(スギの木約3.1万本の吸収量相当※3)

※1 EPCC:Engineering(エンジニアリング)、Procurement(調達)、Construction(建設)、Commissioning(試運転)の略
※2 一般家庭 1 世帯当たりの 1 年間のエネルギー消費量(電気)全国平均 4,258kWh として換算。 (出典:環境省「家庭でのエネルギー消費量について」
※3 36~40 年生のスギ人工林(1 ヘクタールに 1,000 本の立木と仮定)が 1 年間に吸収する CO2 量を約 8.8t-CO2 として 換算。(出典:林野庁「森林はどのぐらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?」

以上

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