サンチャゴ日本人学校向け学習用机と椅子の無償輸送協力について

2024/06/13  川崎汽船 株式会社 

サンチャゴ日本人学校向け学習用机と椅子の無償輸送協力について

  • 2024年06月13日

2024年6月13日
川崎汽船株式会社

川崎汽船株式会社グループ(以下、「当社グループ」)はこのほど、チリ共和国におけるグループ会社である“K”LINE CHILE LIMITADA.(以下、「KCL」)をはじめとするグループ各社の連携により、同国の首都サンチャゴ市にある、サンチャゴ日本人学校(注1、以下「同校」)で使用される児童用の新しい学習机と椅子の日本からの無償輸送に協力しました。

この度の輸送協力においては、KCLが同校からの委託を受け、フレイトフォワーダー(注2)およびチリにおける総合物流プロバイダーのノウハウを活かし、横浜港からの輸出、海上輸送、チリのサンアントニオ港における陸揚げ、輸入通関、同校への配送まで、一貫輸送に関連する一連の手配を行いました。

日本側においては、学習用机と椅子を横浜港にて受託後、当社グループの株式会社ダイトーコーポレーション(以下、「ダイトーコーポレーション」)により輸出通関と本船への積み込みが行われました。また、海上輸送に関しては、サンアントニオ港に定期入港している当社の自動車船が担いました。そして、チリ到着後の同校までの配送は、KCLが実施しました。この度の一貫輸送は、ダイトーコーポレーション、当社の自動車船部門、そしてKCLという当社グループを挙げての横断的なチームワークにより実現したものです。

本取り組みを通じて、遠く離れたチリでも日本の子供たちが健やかに学び、充実した学習環境を享受できることを祈念しております。KCLをはじめとして当社グループは、今後も同様の活動を通じて、次世代の育成に協力してまいります。

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左より、“K”LINE CHILE LIMITADA.石川社長
サンチャゴ日本人学校 松本事務局長
サンチャゴ日本人学校 早川校長
“K”LINE CHILE LIMITADA.橋爪マネージャー

(注1) 1972年に日本人子女の教育を目的としてサンチャゴ日本語補習校を前身として、1982年に補習校で使用していた校舎で開校。1984年にヴィタクラ地区に移転。1992年に現在の校舎(サンチャゴ北東部、ロ・バルネチェア地区)に移転し、2022年に創立40周年を迎えました。学校は、日智商工会議所によって設立された日本文化教育財団によって運営され、日本の義務教育制度に基づいた内容の教育を提供しています。

(注2) 海運、空輸、陸運などの運送手段を使用して、貨物の輸送手配、通関手続き、保険手配など、総合的な輸送サービスをワンストップで提供する事業者。

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