徳島阿波おどり空港と高松空港にてバイオディーゼル燃料『D・OiL』を空港内作業車両へ導入開始

2024/06/20  株式会社 ダイキアクシス 

2024 年 6 月 20 日
株式会社ダイキアクシス

徳島阿波おどり空港 と 高松空港 にて
バイオディーゼル燃料『D・OiL(R)』を空港内作業車両へ導入開始


株式会社ダイキアクシス(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:大亀 裕貴)の 100%子会社である株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:堀淵昭洋)は、日本航空株式会社 徳島支店(徳島県板野郡松茂町)と高松支店(香川県高松市)へ高品質バイオディーゼル燃料「D・OiL(R)」(エコマーク認定商品)を提供することとなりましたのでお知らせいたします。

バイオディーゼル燃料は植物性の廃食用油を精製して製造されます。燃焼時に CO2 が排出されますが、植物が生育過程で同量の CO2 を吸収しているため、トータルでの CO2 排出量はゼロと考えるカーボンニュートラルな燃料として注目されています。

当社グループが製造する「D・OiL(R)」は、廃食用油リサイクル事業である「油~モアプロジェクト」に賛同いただいている四国4県(高知県、香川県、徳島県、愛媛県)の飲食店や一般家庭などから回収した廃食用油を原料としており、環境価値の効果をもたらすのみならず、エネルギーの地産地消が可能な循環型エネルギーです。また、今後のプロジェクトの展開については、中国地方はもとより関東地方などの自治体や企業とも連携した取り組みを積極的に行っていきます。

「D・OiL(R)」の導入については、他の空港(中国地方など)への展開も視野に入れ「環境を守る。

未来を変える」というコーポレートスローガンのもとに安心かつクリーンなエネルギーへシフト・推進することで、低炭素社会の実現に貢献します。特に「B5軽油」の販路拡大を目指して関東地域における製造拠点も操業を開始しており、クリーンなエネルギーをみなさまのもとにお届けします。

(本件に関するお問い合わせ:https://dasp.daiki-axis.com/)

■ 導入の概要 ■

開 始 日 : 2024 年 5 月 16 日 ~(徳島阿波おどり空港)、2024 年 6 月 1 日 ~(高松空港)
内 容 : 高品質バイオディーゼル燃料「D・OiL(R)」(濃度 100%)をトーイングトラクター(*1)に使用
対象車両 : 徳島阿波おどり空港と高松空港配備のJALトーイングトラクター 2台ずつ
参加企業 : 日本航空株式会社、シェル徳発株式会社(給油を担当)、株式会社ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(D・OiL(R)の製造・供給を担当)

(*1)空港制限区域内にて航空貨物やお客さまの手荷物の運送用コンテナを牽引する車両

■ バイオディーゼル燃料「D・OiL(R)」について ■

バイオディーゼル燃料「D・OiL(R)」は、使用済み天ぷら油のリサイクル燃料です。

当社グループにおきましては 2002 年から事業に取り組んでおり、2009 年からは自動車燃料として安心・安全に使用できる「B5 軽油」(バイオディーゼル燃料を 5%混合した軽油)を製造・販売しています。

排気ガスをクリーン化できる軽油代替燃料として、自治体のごみ収集車や給食運搬車、コンビニ配送車、災害時の緊急車両のほか、発電機、ボイラーなどに採用されています。さらには未利用の動植物油脂のバイオディーゼル燃料化など、新たな技術開発にも取り組んでいます。なお、今回の実証実験におきましては軽油にD・OiL(R)を 5%混合した B5 軽油ではなくD・OiL(R)(B100)のみを給油しています。

また、2017 年 10 月には、公益法人日本環境協会が定める『廃食用油を使用したバイオディーゼル燃料Version 1.0』という新基準において、B5(バイオディーゼル燃料5%混合軽油)および B100(バイオディーゼル燃料 100%)が、業界で初めてダブルでエコマーク商品に認定されました。

■ 油~モアプロジェクトについて ■

廃食用油【油】をもっと活用する【モア(MORE)】ことをコンセプトとしたプロジェクトです。一人ひとりの「少し」の力がゴミを「資源」に変え、その資源から「新しいエネルギー」を生み出すことで油~モアの輪を拡げ、持続可能な社会の構築に貢献します。

油~モアプロジェクト HP:https://www.daiki-axis.com/d-oil

以上

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