DFP-14323の臨床第3相比較試験症例登録開始に関するお知らせ

2024/07/03  Delta-Fly Pharma 株式会社 

2024 年 7 月 3 日

Delta-Fly Pharma株式会社

DFP-14323 の臨床第 3 相比較試験の症例登録開始に関するお知らせ

2024 年 2 月 2 日付でお知らせのとおり、上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性(Uncommon mutation)の非小細胞肺がん(NSCLC)の患者(ステージⅢ/Ⅳ)を対象に、DFP-14323 とアファチニブ(20mg/日)の併用群とアファチニブ(40mg/日)単独群との臨床第3相比較試験(優越性検証試験)の実施が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)から承認された後、本日付けで第 1 症例目が登録されましたので、お知らせします。

本臨床第3相比較試験は、日本国内の30の非小細胞肺がん(NSCLC)専門医が所属する臨床施設で実施します。エンドポイントは無増悪生存期間(PFS)です。本試験において、優越性が検証できれば、DFP-14323(肺がん細胞を含む各種細胞に広く発現するアミノペプチターゼ N を阻害することで、難治性のがん患者の治療が期待)の上乗せ効果が実証できますので、最終的に EGFR 遺伝子変異の種類には拘わらないがん免疫療法剤が提供できます。

日本以外のアジアの国に関しては、EGFR遺伝子変異陽性(Uncommon mutation)の非小細胞肺がん(NSCLC)の患者(ステージⅢ/Ⅳ)が多い国に本臨床第3相比較試験を拡大する等で試験速度を加速する一方、アジアの製薬企業へのライセンス導出活動を推進する考えです。

なお、本件に関する業績等への影響はありません。

以上

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