データ分析基盤「Teradata VantageCloud on Azure」の導入について

2024/07/23  株式会社 常陽銀行 

2024 年 7 月 23 日

データ分析基盤「Teradata VantageCloud on Azure」の導入について

常陽銀行(頭取 秋野 哲也)は、このたび、データ活用高度化の実現に向けて、新たなデータ分 析基 盤とし て日本テ ラデ ータ株 式会社が 提供 するク ラウドデ ータ 分析基盤「Teradata VantageCloud on Azure」を導入しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

「Teradata VantageCloud on Azure」は、クラウド環境で、行内で保有する大量かつさまざまなデータを蓄積・分析することができるデータ基盤です。

今回の導入により、これまで行内で保有していたデータに加え、非構造化データ※1 等の多種多様なデータの蓄積・分析が可能となります。これにより、機械学習による分析を高度化させることで、お客さまのニーズや時代の変化を的確に捉えた、より付加価値の高いサービス提供につなげます。また、MA ツール※2 や BI ツール※3 などの他システムとのデータ連携により、お客さま一人ひとりに最適な商品・サービスをタイムリーかつスピーディーに提案することを実現します。

当行は、「地域とともにあゆむ価値創造グループ」を長期ビジョンとして掲げ、デジタル技術の活用による地域のお客さまの利便性向上と高品質なサービスの提供に取り組んでまいります。

※1 画像や音声といった、通常のデータベースのテーブル形式に収まらないデータ

※2 顧客向けのプッシュ通知やメルマガ等の配信において、事前に抽出条件や配信日次、チャネル等を登録することで、マーケティング活動を自動化・効率化するシステム

※3 企業が保有するデータを集約・分析・可視化し、経営判断に活用するためのシステム



1.「Teradata VantageCloud on Azure」の導入目的

・データ分析基盤の拡張(データ容量、蓄積データ種類)
・他システムとのデータ連携のシームレス化
・蓄積されたデータを用いた機械学習による分析

2.利用開始時期

2024 年 4 月 1 日(月)

<参考>

導入後のイメージ

【Teradata について】

企 業 名 日本テラデータ株式会社
所 在 地 東京都港区赤坂 2-23-1 アークヒルズ フロントタワー
代 表 者 代表取締役社長 高橋 倫二
事業内 容
信頼できる AI でビジネス成果を獲得するための、最も包括的な AI 向け機能を搭載するクラウドデータ分析基盤「Teradata VantageCloud」の提供、および AI、データを利活用するためのコンサルティング、各種サービスの提供
設 立 年 月 日 2007 年 4 月 20 日
ホームページ Teradata.jp

【Teradata VantageCloud について】

Teradata VantageCloud は、Teradata が提供する最も包括的な AI 機能を搭載するクラウドデータ分析基盤です。Amazon Web Services、Azure、Google Cloud の主要パブリッククラウド、オンプレミス※4 上で利用することが可能です。これらパブリッククラウド上の TeradataVantageCloud を連携させるマルチクラウド、さらにオンプレミス環境を連携させるハイブリッドクラウドでデータ分析基盤を構築することができます。超並列処理技術、高度なワークロードマネジメントなどにより比類なき低い総所有コスト(TCO)で大規模なデータ分析基盤を運用することが可能です。また、高度なアナリティクス機能 ClearScape Analytics を搭載し、生成 AI を含む AI/ML のモデル開発から運用までエンドツーエンドのパイプラインを大規模に実行することが可能です。

※4 システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態

以 上

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