2024年7月29日
「七十七キャピタル第2号投資事業有限責任組合」の投資実行について(株式会社ソラリス) 株式会社七十七銀行(頭取小林英文)は、七十七キャピタル株式会社(社長今野晃)とともに組成した「七十七キャピタル第2号投資事業有限責任組合」(以下、「本ファンド」といいます。)から、株式会社ソラリス(本社東京都板橋区、代表取締役梅田清、以下「対象企業」といいます。)に対する投資を実行いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
対象企業は、中央大学での研究成果に基づき発明された、軽量・柔軟かつ高出力特性を有する「軸方向繊維強化型・空気圧人工筋肉」(ゴム製)を応用したソフトロボットの開発・実用化を目指すベンチャー企業です。
近年、上下水道等の社会インフラや工場内配管などの老朽化により、事故やライフライン寸断リスクのほか、維持やメンテナンスにかかる様々なコストが社会問題となっています。対象企業は、柔らかく、しなやかな特性を持った人工筋肉を用いて、生物(ミミズ)の動きを再現した配管点検・清掃ロボット「Sooha」(下記3.参照)を開発し、小口径配管内の複雑な曲がり部分や垂直部分での自立走行を実現しました。「Sooha」は、カメラを通じた点検や独自の機器を用いた配管内清掃を可能とするほか、様々なセンサーを搭載することにより、幅広い分野でデータ・デジタル技術を活用した予防保全型サービスを提供していくことが期待されます。
本ファンドは、ソフトロボティクスの社会実装を通じて新価値創造を目指す対象企業の取組みを支援することで、地域経済の更なる発展と、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に取り組んでまいります。
記
1.投資先企業概要
(1)社名株式会社ソラリス
(2)本社所在地東京都板橋区東山町14番13号
(3)代表者代表取締役梅田清
(4)設立2017年9月
(5)事業概要配管ロボット(ソフトロボティクス)開発、製造、販売
2.投資概要
(1)投資手法株式
(2)投資金額30百万円
(3)投資実行日2024年7月26日
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.77bank.co.jp/pdf/newsrelease/2024/24072901_77capital.pdf