国内大手万年筆メーカー新製品に「サンカヨウ」を用いた紙製パッケージングが採用

2024/08/02  王子ホールディングス 株式会社 

2024年08月02日

国内大手万年筆メーカー新製品に「サンカヨウ」を用いた紙製パッケージングが採用

グループ会社の王子マテリア(本社:東京都中央区、代表取締役:新藤恵悟)が生産する包装用紙「サンカヨウ」を使用した紙パッケージが、国内大手万年筆メーカーの「ふでDEまんねん」に採用されました。「サンカヨウ」を用い、中身の製品が見えるように透明加工(印刷/加工/製造:株式会社イムラ、商品名:紙エール)した紙パッケージで、プラスチック使用量の削減はもちろん、使用後は分別処理することなく、紙としてリサイクルできます。

「サンカヨウ」は、使用パルプや抄造条件の最適化により、特殊な樹脂を含浸させると、その部分が透明化します。従来、紙パッケージを部分的に透明化させたい場合、プラスチックの透明フィルムなどを貼り合わせる必要がありましたが、「サンカヨウ」を用いることで、紙に直接、位置や形、大きさなど自由に透明化の処理を施すことができ、その上に印刷やコピーすることも可能です(※)。

王子グループは、今後も環境配慮型素材・製品の開発を推進し、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。

※)本技術は株式会社イムラと王子マテリアの共同で開発したものです

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