プラスチック廃棄物の削減に貢献する使い捨て注射器のリサイクルプロジェクト「ReMed」の試験運用にアルフレッサ株式会社とアポクリート株式会社が参画

2024/08/01  アルフレッサホールディングス 株式会社 

2024年8月1日

アルフレッサホールディングス株式会社代表者名

プラスチック廃棄物の削減に貢献する使い捨て注射器のリサイクルプロジェクト
「ReMed™」の試験運用にアルフレッサ株式会社とアポクリート株式会社が参画

当社の子会社であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」といいます)とアポクリート株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:金本鎭久、以下「アポクリート」といいます)は、ノボノルディスクの日本法人ノボノルディスクファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:キャスパーブッカマイルヴァン、以下「ノボノルディスクファーマ」といいます)が展開する使用済みプレフィルド型ペン型注入器のリサイクルプロジェクト「ReMed™使用済み医療機器に、新たな使命を。」(以下、「ReMed™」といいます)の試験運用に参画いたしますので、下記のとおりお知らせいたします。



1.背景と目的

アルフレッサグループは、「グループ理念」および「サステナビリティ基本方針」に基づき、地球環境問題に自主的、積極的に取り組むとともに、環境に配慮した事業活動を通じて、サステナブルな社会への貢献を目指しています。

プレフィルド型ペン型注入器は、糖尿病治療などで使用される、主にプラスチックでできた薬液が充填されている使い捨ての注射器で、日本国内では市区町村の収集や医療機関等への持参を通じて焼却・埋立処分されています。「ReMed™」は、使用済みプレフィルド型ペン型注入器の収集とリサイクルを通じて、プラスチック廃棄物の削減に貢献する取り組みです。

本試験運用において、医療用医薬品等卸売事業を行うアルフレッサが、アポクリートが運営する調剤薬局への収集ケース(リターンバッグ)等の配送を含む準備等を行い、アポクリートはリターンバックの患者様への提供や、患者様からの収集、および指定運搬業者への引き渡しを行います。両社は、本プロジェクトを通じてプラスチック廃棄物の削減に貢献してまいります。

2.「ReMed™」試験運用概要
(1)実施期間
2024年8月5日~2025年3月末日(予定)

(2)対象地域/収集場所
埼玉県の一部地域における指定薬局(アポクリート株式会社が運営する調剤薬局計14店舗)
対象薬局の詳細はこちらをご確認ください。
https://www.alfresa.com/csr/esg/environment/environmental_protection/remed/specified_counter.pdf

(3)運用フロー
①指定薬局で患者様に収集ケース(リターンバッグ)を提供
②患者様は自宅で自己注射後、注射針を外した使用済プレフィルド型ペン型注入器をリターンバッグで一時保管
③リターンバッグが一杯になったら、患者様は次回、指定薬局に行かれる際にリターンバッグを持ち込む
④指定薬局はリターンバッグ内のプレフィルド型ペン型注入器に注射針が付いていないことを確認し、患者様から受け取る
⑤一定期間ごとに、指定運搬業者が指定薬局からリターンボックスを収集
⑥国内の施設にて、プレフィルド型ペン型注入器のプラスチック部分が有用な製品・材料にリサイクルされ、新たな用途が与えられる

(4)リサイクル対象製品
試験運用段階においては、ノボノルディスクファーマの製品で、糖尿病治療用医薬品(インスリン製剤、GLP-1受容体作動薬)のプレフィルド型ペン型注入器のみが対象となります。

(注)ノボノルディスクファーマで取り扱う希少血液疾患、希少内分泌疾患治療用のプレフィルド型ペン型注入器、肥満症治療用等の針付ペン型注入器(注入時以外針先が出ない注入器。例:単回投与デバイス)、カートリッジ交換式ペン型注入器は、「ReMedTM」の収集対象となりません。また、ノボノルディスクファーマ以外の製薬企業が取り扱うプレフィルド型ペン型注入器は、「ReMedTM」の収集対象となりません。

【ご参考】
「ReMed™」の詳細は、ノボノルディスクファーマの特設サイトをご確認ください。
https://www.novonordisk.co.jp/sustainable-business/remed.html

以上

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