試験評価サービスで発生するCO2排出量を2年前倒しでゼロに [OKIエンジニアリング]

2024/08/21  沖エンジニアリング 株式会社 

2024年8月21日

沖エンジニアリング株式会社
沖電気工業株式会社

OKIエンジニアリング、試験評価サービスで発生するCO2排出量を2年前倒しでゼロに

全拠点の使用電力を100%再生可能エネルギーへ切り替え、お客様のバリューチェーンにおけるCO2排出量削減に貢献


試験評価サービスに使用する各種試験機

OKIグループで信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:中井 敏久、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、2023年度末に全ての事業拠点で使用する購入電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えました。当初の計画よりも2年前倒しでの実施となります。これにより、受託した試験評価サービスによって発生するCO2排出量をゼロにし、お客様のバリューチェーンにおけるCO2排出量削減に貢献します。

近年、脱炭素に向けたグローバルな動きの中で、企業にはバリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減が求められています。企業がカーボンニュートラルを実現するためには、自社拠点のみならず、サプライヤーや製品使用時などを含むバリューチェーン全体で排出量を算定することが、企業活動全体の管理に繋がります。

このような背景から、多くのお客様からのCO2排出量の情報開示に関するお問い合わせに応えるため、OEGは2021年11月に「受託試験ごとのCO2排出量の情報を提供する開示サービス」を開始しました。また、2025年度完了を目標に全拠点の電力を再生可能エネルギー由来の電力に順次切り替え、全受託試験評価サービスでのCO2排出量をゼロにする「カーボンニュートラル・テストラボ」を実現する計画も発表しています。

このたび、OEGは、お客様からのCO2排出量の開示要求が当初の想定よりも強まったことを受け、その情報収集の手間を削減するために、計画を前倒して2023年度末に全事業拠点の電力を再生可能エネルギーに切り替えました。これにより、OEGの試験評価サービスにおけるCO2排出量がゼロとなり、お客様の温室効果ガス算定の国際基準「GHGプロトコル」が定めるスコープ3のカテゴリ1「購入した製品・サービス」に関するCO2排出量の削減に貢献します。

さらに、OEGは、次世代パワー半導体、各種二次電池、EV・HV搭載機器の高効率化技術に関わる試験・評価サービスの開発および提案を行い、お客様のCO2削減に向けた新技術および機器開発を支援します。また、電子部品や電子機器に関する信頼性評価・解析、材料評価を通して、お客様製品の信頼性向上を図り、お客様の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献します。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • 沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。
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