特許侵害訴訟に関する東京地方裁判所の判決について
大王製紙株式会社（住所：東京都千代田区）は、日本製紙クレシア株式会社（以下 、「日本製紙クレシア社」）が当社に対して提起した特許権侵害訴訟（東京地裁令和4 年（ワ）第22517 号）において、勝訴しました。
2022 年9 月6 日、日本製紙クレシア社は、当社の「エリエール i：na（イーナ）トイレットティシュー3.2 倍巻 ダブル」等（以下、「当社商品」）に関して、日本製紙クレシア社の3 件の特許を侵害するとして、東京地方裁判所に訴えを起こしました。
これに対して当社は、ホームページでお知らせしました2022 年9 月26 日付け「特許侵害訴訟に対する応訴について」にありますように、当社商品が日本製紙クレシア社の特許を侵害するものではない旨、裁判にて主張してまいりました。
本日、東京地方裁判所は、当社商品が日本製紙クレシア社の3 件の特許のいずれも侵害していないという当社の主張を認め、日本製紙クレシア社の請求を全て棄却する判決を下しました。これまで1 年11 ヶ月にわたり審理が続けられてまいりましたが、今回の判決によって、当社の主張の正当性が司法の場にて確認されました。当社としましては、今回の判決を受けて、一層、自社の知的財産権の保護を図るとともに、他社の知的財産権を尊重していく所存です。
当社商品を含む長巻タイプの商品は、交換や購入の手間が減らせるというお客さまのメリットに加え、輸送効率が高く、CO2 の削減にもつながるなど、SDGs の達成に貢献する商品です。当社はこれら長巻タイプの商品のほか、環境に配慮した商品を多数展開しており、引き続き、開発・製造・販売に取り組み、より多くのお客さまに環境にやさしい商品をお届けしてまいります。
＜お問い合わせ先＞
大王製紙株式会社 総務部広報課 TEL：03-6856-7501
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