第31回全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会及び第30回重要無形文化財保持団体秀作展が開催されます

2024/08/24  三重県庁 

令和06年08月24日

第31回全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会及び第30回重要無形文化財保持団体秀作展が開催されます

全国重要無形文化財保持団体協議会は、伊勢型紙技術保存会をはじめとする全国16の重要無形文化財の保持団体と24の関係市町村によって平成4年6月に重要無形文化財の保護と発展をはかる目的で発足し、全国の各市町村の輪番制で毎年大会及び秀作展を開催しております。本年度は14年ぶりに鈴鹿市で以下のとおり大会が開催され、秀作展については、津市の三重県総合博物館(MieMu)で次のとおり開催されます。

1 第31回全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会について
(1)日時
令和6年10月17日(木)
10時30分から12時00分まで 大会・総会
12時00分から13時00分まで 昼食休憩
13時00分から14時10分まで 記念講演会「無形文化財の防災」
独立行政法人国立文化財機構 文化財防災センター長
髙妻 洋成 氏
14時10分から14時40分まで 防災アンケート結果報告(文化庁)
※ 15時40分からは、三重県総合博物館(MieMu)(津市一身田上津部田3060)で秀
作展のテープカットが行われます。
(2)場所
イスのサンケイホール鈴鹿(鈴鹿市神戸一丁目18-18)
※ 秀作展テープカット:三重県総合博物館(MieMu)
(3)内容
重要無形文化財の保存に関する調査及びその具体的方策の推進を図り、技術伝承と保存活用に
向けて協調して取り組む目的で実施いたします。
(4)参加の可否
大会・総会は関係者のみの参加となります。
記念講演会はどなたでも参加いただけます。

2 第30回重要無形文化財保持団体秀作展 日本の伝統美と技の世界について
(1)日時
令和6年10月18日(金)から10月27日(日)9時30分から16時30分まで
※ 10月21日(月)は休館日です。
(2)場所
三重県総合博物館(MieMu)交流展示室他
(3)内容
秀作展は、日本の宝とも言える重要無形文化財の持つ伝統美と技を広く一般に公開し、伝統工
芸への理解を深めていただくことを目的に開催します。また、全国16の保持団体から選りす
ぐられた作品約70点の展示と4団体(色鍋島・輪島塗・本美濃紙・伊勢型紙)による製作実
演を実施いたします。
(4)入場料
無料(常設展示・特別展示をご観覧いただく場合は、別途入館料が必要となります。)

3 主催
全国重要無形文化財保持団体協議会、全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会実行委員会

4 共催
鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、三重県教育委員会、伊勢型紙技術保存会

5 協力
伊勢型紙産地協議会、鈴鹿市観光協会、三重県総合博物館(MieMu)

【参考】重要無形文化財とは
文化財保護法に基づき、演劇、音楽、工芸技術その他の無形文化的所産で、我が国にとって歴
史上又は芸術上価値の高いものを「無形文化財」と言います。無形の文化財は、人間の「わ
ざ」そのものであり、このうち、特に重要なものを「重要無形文化財」に指定し、同時にこれ
らの「わざ」を高度に体現しているものを保持者または保持団体に認定し、我が国の伝統的な
「わざ」の継承を図っています。

関連資料

  • 第30回重要無形文化財保持団体秀作展 日本の伝統美と技の世界(PDF(873KB))