経済産業省 齋藤大臣記者会見 - 2024年8月27日 - 質疑応答 ●自民党総裁選 ●セブン&アイ・ホールディングスに対する買収提案 ●自民党総裁選

2024/08/27  経済産業省 

齋藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

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2024年8月27日(火曜日)
10時55分~11時02分
於:本館10階記者会見室

冒頭発言

なし

質疑応答

自民党総裁選

Q:おはようございます。幹事社の日経新聞です。
自民党総裁選についてお伺いいたします。23日には齋藤大臣、総裁選を目指す決心をしたと表明されました。それ以降、24日には石破元幹事長、26日には河野デジタル大臣も表明されるなど、総裁選の顔ぶれが増えておりますが、改めて自民党の総裁選についてどう見ているか、御見解をお願いします。
また、齋藤大臣御自身、推薦人20人の確保については、23日に、「それはやれます」と発言されていましたが、こちらも推薦人20人の確保にめどが立ったかなど、現在の状況について教えてください。

A:まず、推薦人の件については、「やれます」と申し上げたので、「やれます」ということ以上にはないですけれども、昨日、一定の前進があったなという認識はしています。
それから総裁選についてですけれども、私は自民党の国会議員が持つ1票として、総裁選に投ずる1票ほど重要なものはないと思います。自民党の国会議員だけが、事実上総理大臣を選ぶという、そういう重要な使命を背負っていると思います。
つまり、この1票によって国運が左右される。そういう重要な1票なんだろうと思っていますので、総裁選というのは、それほど重要なものだと思っています。
しかし、人間、生きていく上には、しがらみというものがあります。私にもしがらみがありますので、この出馬に向けて決心するに当たりましてもいろんなことがあります。そのしがらみも人間生きていく上で必要でありますけど、総裁選の1票は国運を左右するものであるという認識を持って、そのしがらみを越えて、本当に今の国内政治情勢、経済情勢、国際情勢において誰が日本のトップとしてふさわしいのかというものを自民党の国会議員一人一人がしっかり考えて、そして投票行動を決定するという、そういう総裁選であってほしいと思っています。

セブン&アイ・ホールディングスに対する買収提案

Q:ありがとうございます。ブルームバーグの古川と申します。
セブン&アイ・ホールディングスの買収提案に対する経産省としての考え方を伺います。同社は外為法上の指定業種で事前届出が原則必要な会社だと認識していますが、海外企業の傘下にセブン&アイが入る可能性について、大臣はどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。また、日本企業を対象としたクロスボーダーのM&Aが増えていることの意義ですとかリスク、その点についてどう考えていらっしゃいますでしょうか。

A:セブン&アイ・ホールディングスに対する具体的な買収提案につきまして、現在同社において対応を検討されていると承知しておりますので、ちょっと申し訳ないですけど、私がここでコメントするのは控えざるを得ないかなと思います。
後段のクロスボーダーのM&Aにつきましては、これは一般論になりますけれども、技術の国外流出やサプライチェーンの途絶等のリスクに留意をする必要、これはあるわけでありますが、一方で、海外資本の持つネットワークですとか、ノウハウの活用ですとか、そういうものを通じて海外販路の拡大ですとか、経営の高度化等につながるものと考えています。

自民党総裁選

Q:時事通信の松田です。よろしくお願いします。
総裁選の出馬を表明されたことに関連して2点お伺いいたします。
一つ目が、裏金問題に関わった国会議員について、選挙の公認をどのように対応されるかお考えをお聞かせください。
もう一点が、夫婦別姓に対してのお立場について御意見をお伺いします。よろしくお願いいたします。

A:まず、私はいつもためらうところがあるんですけれども、ここは経済産業大臣として記者会見をやっていますので、本来であれば、この場所でないところでやり取りをするんだろうと思っていますが、必要最低限ならお答えしてもいいかなということでお答えしています。
また、私の方からの発信も気を付けて、例えば玄関先でやるとか、そういうことで政治的な発信はさせていただいているわけでありますので、あまり、ここで私の政治的主張を述べるということは、マスコミから批判をされるのではないかと思っているわけでありますが、以上2点につきましては、私は今、いかなる表明をするか検討している最中ですので、今この段階で申し上げることは差し控えたいと思います。

Q:読売新聞の阿部です。
必要最小限の延長線でちょっと総裁選についてお聞きします。先日、記者団にこれからそれぞれの分野において、適宜、日を分けて政策を何回かお話ししたいという御説明がありましたけれども、正式な出馬表明の日程はいつなのか、そういった今後のスケジュールについて御説明いただけますでしょうか。

A:これは、今の時点で固まったものはありませんので、今、検討しているという以外にちょっとお答えのしようがないというのが現状であります。御容赦いただけたらと思います。

以上

最終更新日:2024年8月27日