2023年度「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業」採択事業一覧

2024/09/03  京都府庁 

令和5年度「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業」採択事業一覧

令和5年度「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業」において採択された事業についてお知らせします。(令和5年8月25日)
各事業の「事業実績」を掲載しましたのでお知らせします。(令和6年8月27日)

学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業

事業概要

令和5年度「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業費補助金」について

採択事業一覧(PDF:387KB)

1.京都大学(PDF:1,537KB)

  • 事業名
    お箸からはじめる食堂の脱プラスティック
  • 府政課題分野
    環境
  • 事業概要
    プラスティック製品を持続可能な木竹材にすることで、プラスティックごみを減らし、人々の意識に訴えかける取組を行う。具体的には、大学食堂のポリカーボネイト製の箸を竹製品にすることから始め、将来的には京都府下の大学への普及を模索する。
  • 事業実績
    京都大学北部食堂において600膳の竹箸を導入し、衛生面に耐えうるか、週1回程度の簡易検査と月1回程度の業者による検査を行った。箸の好ましさや環境意識に関するアンケートを行い、454人からの回答を得た。竹箸の導入にはおおむね好意的な結果が得られた。また大学の北部祭、SNS、HPなどでの広報活動を実施した。

2.京都大学(代表)、山口大学(PDF:943KB)

  • 事業名
    IT・SNSを活用した地域資源ブランド「京・美山 芦生原生林」の開発と農産品生産組合商品の販売数量拡大プロジェクト
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村、南丹
  • 事業概要
    芦生わさび生産組合が製造・販売する「京・美山 芦生原生林 葉わさびの醤油漬け」を令和6年度に800個製造・販売するために、販売促進・ブランド開発としてSNS等で情報発信を行う。また、今後の発展に向け圃場拡大、絶滅寸前の芦生固有のわさび系統の保全を行う。
  • 事業実績
    学生による芦生わさび生産組合の人々へのインタビュー調査や芦生地区の地域資源調査等の分析結果及びマーケティング理論やネット・ビジネス手法の勉強で得た知識を用い、同組合のHPを作成・公開した。また、葉ワサビの生産量拡大のための圃場整備を実施した。

3.京都大学(PDF:8,919KB)

  • 事業名
    ビジターセンター×京大×未来知プロジェクト
  • 府政課題分野
    観光(交流)
  • 事業概要
    京都丹波高原国定公園ビジターセンターは、国定公園の優れた風景地の保護とその利用の増進を図り、地域の発展に寄与するための業務を実施している。ビジターセンターにおける、自然環境や文化に関するデータ収集、展示や学習会のためのコンテンツ開発、来館者数の増加や売上の向上につながる取組を共同で実施する。
  • 事業実績
    京都丹波高原国定公園における自然科学と人文社会学、両面の研究成果データベースを更新し、野生動物に関するデータを収集し、ビジターセンターのパネル展示に活用した。また、地域の自然環境や伝統文化と課題や、ハードのみに頼らない新しいタイプのビジターセンターのあり方を学び、それをもとに国定公園の動物の生態と課題を訴えるポストカードを製作した。

4.京都大学

  • 事業名
    地域裨益型の営農型太陽光発電(Agrivoltaics)の実装モデル構築
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村
  • 事業概要
    営農型太陽光発電を中心にした地域裨益型の事業モデル構築を目指す。特に京都府内での実施に当たって地域課題・経営課題と利害関係者との共創等を含めた研究と社会実装に関わる活動を実施し、学生や大学院生が参加することで、カーボンニュートラルに関わる社会実装の課題について理解を深める。
  • 事業実績
    営農型太陽光発電技術を活用して、地域社会の課題解決と脱炭素化を実現するための事業スキームやビジネスモデルの構築を検討した。この取組により、大学院生や学部ゼミ参加者を中心に、技術・経営・地域課題の把握を進めた。今回は社会実装までには至らなかったが、京都府北部の農業用地のフィールド調査や地理空間データ分析を駆使した研究で、関西地域の営農型太陽光発電等の可能性について分析した。このような大学院等の活動の成果が、論文として海外の学術誌に掲載された。

5.京都大学

  • 事業名
    都の食文化を支える京丹波町の地域農業の維持と発展
  • 府政課題分野
    南丹
  • 事業概要
    地域農業の維持に熱心に取り組んでいる京都丹波の農業法人の活動を調査分析し、地域農業の維持に不可欠な要素を明確にするとともに、脱炭素社会の実現やSDGs等に関する中長期的な課題にも対応した地域農業の維持発展に関する新しいモデルを京都丹波内で検討する。
  • 事業実績
    京都丹波における地域農業の維持に関わる取組を調査分析し、脱炭素社会の実現や「SDGsビジネスモデル」との融合を検討した。また、複数集落間の営農体制の組織化や就業者の育成・確保を支援することを目指し、他の地域の先進事例や国外事例を参考にして、京都府下の地域農業モデルの検討を進めた。このような知見を踏まえて地域に根差した農業経営の在り方や獣害対策とSDGsビジネスモデルの構築などを検討している。

6.京都教育大学

  • 事業名
    京丹波町「教育と子育ての町」プロジェクト
  • 府政課題分野
    子育て
  • 事業概要
    全国的にすすむ少子化傾向と地域における交流場所の減少によって子育て世代の保護者が孤立しないために、認定こども園などが子育て支援の拠点となり、子どもや地域を通じて保護者の交流のきっかけとなる取組を実施する。
  • 事業実績
    京丹波町立たんばこども園と町立ひかり小学校を拠点とし、わらべうたや人形劇による公演、うたや音楽による交流を、通園児や通学児童だけでなく地域の親子も一緒に体験してもらうことで、楽しい時間を共有できるようにし、子どもや地域を通じて保護者の交流の場所や機会を創出した。
  • 関連ページ
    京都教育大学(外部リンク)

7.京都工芸繊維大学(PDF:5,708KB)

  • 事業名
    地域創生Tech Program -京都府北部を舞台とした課題解決型プログラム-
  • 府政課題分野
    丹後、中丹
  • 事業概要
    地域創生Tech Programは、学生各自の専門性を活かした課題解決型学習(Project Based Learning)に実践的に取り組むプログラムであり、各課程の教育プログラムで教養や専門基礎を身につけた後、京都府北部を舞台に地域課題の解決や、地元企業でのインターンシップに取り組む環境を整えている。
  • 事業実績
    地域創生Tech Programにおいて、(1)京都北部5市2町の自治体が抱える地域課題について、異分野の人材が相互に協力して解決へ導くプロセスの体験、(2)自治体や企業、地域住民及び学生による共同でのプロジェクトの実施、(3)京都北部の発展に繋がることを狙いとした企業等の課題の解決案の策定に取り組むことで、課題解決力等の能力が育成された。
  • 関連ページ
    地域創生Tech Program HP(外部リンク)

8.福知山公立大学(PDF:1,955KB)

  • 事業名
    ビール片手に、北近畿をめぐろう! ~クラフトビールと地域の魅力を知る旅~
  • 府政課題分野
    観光(交流)、丹後、中丹
  • 事業概要
    福知山及び北近畿地域に開設され醸造を開始した複数のクラフトビールブルワリーを結び、ビールを「醸造する」という点に焦点を当てた新しい魅力発信をICT技術で実現するとともに、地域特産品としてのビールを起点とした中丹並びに北近畿地域のファン拡大を目論む。
  • 事業実績
    (1)クラフトビールを起点とした地域の魅力を、特に学生などの若い世代にSNS等を通じて情報発信すること、(2)クラフトビールの店舗をめぐり、地域を体験するツアーを提供することで、ビールを超えた地域の魅力を宣伝すること、の2点を実現した。

9.福知山公立大学(PDF:2,235KB)

  • 事業名
    丹後地域における旅行価値の最大化とロイヤルカスタマーの獲得
  • 府政課題分野
    丹後
  • 事業概要
    丹後地域の観光エリアを対象に、マーケティング・リサーチの実施、旅行価値を高める取組を検討し、京都市をはじめとした京阪神エリアから、丹後地域への誘客の促進と、旅行後も観光客が丹後地域に関わり続けてもらう仕組みの構築に取り組む。
  • 事業実績
    丹後地域の観光エリア(京丹後市・伊根町)をフィールド先にして、(1)データに基づいた実効性のあるデジタルプロモーションの推進(観光協会Instagramのフォロワー数30%増)、(2)訪問先への愛着を高めるお土産品の企画・制作(1商品の販売)により、丹後地域へのロイヤリティの向上に資する取組が実現できた。

10.福知山公立大学(PDF:3,169KB)

  • 事業名
    棚田を有害獣から守る夜間見回りシステムと防除志向型囲い罠技術の研究開発
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村
  • 事業概要
    有害獣対策として囲い罠を設置すると、その地域では餌撒きや毎日の見回り等が必要になる。本事業では地域住民のニーズに沿った夜間見回りシステム開発と、防除志向型囲い罠を試作し、罠を運営する地域活動の大幅な省力化を目指すとともに、負担が集中する狩猟免許を持つ地域住民の負担軽減をも目指す。
  • 事業実績
    本事業では、鹿の高い学習能力を逆手に取り、ロープ網を用いた防除志向型の罠を試作した。本ロープ網は通常は地面に置かれており、有害獣が通過しようとする際に上昇する。捕獲に失敗したとしても、獣がロープ網に対して警戒するようになれば、公道上に罠の機能がない単なるロープ網を置いておくだけで、人間や車の通行の妨げにならず、有害獣の侵入を防ぐことができる。このような発想の罠の構造と動作を検証した。

11.大谷大学(PDF:4,642KB)

  • 事業名
    地域交通・買い物アクセスプロジェクト
  • 府政課題分野
    丹後
  • 事業概要
    地域公共政策、共助交通、地方版MaaS、買い物アクセスをキーワードに、地域公共交通の廃⽌による住⺠⽣活の移動⼿段の問題を調査した。府内の導入先行地域である京丹後市では、定着状況や導入後の課題を明らかにするとともに、舞鶴市での共助交通との比較を通じて、府北部の交通政策や実践現場への還元を行う。
  • 事業実績
    誰も移動に困ることのないコミュニティの形成に向けた方策をテーマに、住民主体の「ささえ合い交通」や、新たなモビリティ「mobi」、上限200円バスなど、生活者に寄り添った多様な移動手段に焦点をあて、フィールドワークを実施した。また、調査成果を政策提言としてまとめ、地域への報告会などで行政や現場に還元した。さらに買い物アクセスに関連し、京丹後市のつねよし百貨店で「こども百貨店」を共同で実施し、課題解決に向けて地元住民とともに考えた。

12.京都光華女子大学(PDF:818KB)

  • 事業名
    日本酒づくりを通じた若い女性ファンの拡大と伝統産業の継承
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村
  • 事業概要
    近年の若者の日本酒離れの傾向がみられる中、本事業を通じて、若い女性に合う日本酒を企画・開発し、次世代の日本酒ファンの拡大を目指す。さらに、京都伏見の酒造及び京都府北部の米農家との連携により、伝統産業の継承と過疎化地域の活性化を狙いとしている。
  • 事業実績
    令和4年度までの成果を踏まえ、日本酒の新しい飲み方等について調査・研究し、製造のみならず、「日本酒のあるライフシーン」を提案した。また、試作品の改善を行い、試飲会を開催、PR活動も通じて事業の趣旨を広めた。さらに、稲刈りの体験を通じて、酒米と食用米の違い等を学び、京北町での栽培の可能性について考えた。

13.京都光華女子大学(PDF:1,056KB)

  • 事業名
    廃棄対象となるウエディングドレス衣裳の繊維リサイクルと循環可能な製品開発
  • 府政課題分野
    環境
  • 事業概要
    ブライダルの場面において役割を果たしたウエディングドレス衣裳を、繊維リサイクル技術によって再資源化し、実用的なアップサイクル製品へと生まれ変わらせる。これにより衣類の廃棄処分による環境負荷の低減と循環可能な製品開発の仕組みづくりを目指す。
  • 事業実績
    ウエディングドレスを「布地」と「レースやビーズなど装飾」に分別し、粉砕して作成した3種の素材混合ペレットから、射出形成によってハンガーの本体部分を製作した。また、完成したハンガーは、機能的特性の評価実験を行った結果、衣類吊り下げに十分耐えうるものであることが確認できた。

14.嵯峨美術大学(PDF:1,772KB)

  • 事業名
    DXを活用したアートによる嵯峨野嵐山地域の観光推進と地域の地元商店の活性化
  • 府政課題分野
    商店街、観光(交流)
  • 事業概要
    学生が地域の現場に入り、自ら取材し、DXを活用したアート(デジタルイラストマップ)を制作し、活用することで、観光客の集中が課題となっている渡月橋界隈からの分散化と、コロナ禍で落ち込んだ地域の地元商店に近隣及び地元客を呼び込むマイクロツーリズム誘客策を実践的に行う。
  • 事業実績
    顕在化してきた観光公害(オーバーツーリズム現象)を緩和するための施策として、渡月橋界隈の嵯峨野嵐山地域から、近隣地域(北嵯峨、奥嵯峨、亀岡等)への観光客分散化施策として、DXを活用したアートによるデジタルイラストマップを作成した。
  • 関連ページ
    嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学(外部リンク)

15.京都産業大学(PDF:468KB)

  • 事業名
    京都産業大学むすびわざプロジェクトinあやべ
  • 府政課題分野
    中丹
  • 事業概要
    地域課題をもとに、学生が主体となり、課題の設定・可視化と解決策の提示を行うとともに、地域の活性化に繋がる取組を実施する。さらに地域と協働して事業化し、検証を通じて、地域側が自らの課題を再認識し、解決のための行動を促すシーズを提供する。
  • 事業実績
    「地域の特徴を生かした活性化策の策定・展開不足」「地域資源に対する認識の希薄化」といった課題を改善すべく、地域住民、行政、事業者等へのヒアリングや交流を通じた事業を行った。

16.京都産業大学

  • 事業名
    関係・定住人口創出に向けた府中地域での暮らし体験型コンテンツのデザイン
  • 府政課題分野
    丹後
  • 事業概要
    有名な観光地を有しながらも人口流出や耕作放棄地拡大に悩む府中地域において、課題解決のためのまちづくり事業体が新設される予定である。その経営軸の1つである「暮らし体験型コンテンツの提供」に関連して、宮津市内の各事業者と連携しながら、若年層を主なターゲットとする体験型コンテンツを学生が企画・提案する。
  • 事業実績
    府中地域の長期滞在施設について、3つのテーマで調査・事業提案を行った。提案事業の実行可能性を高めるために、宮津市内外の施設等を訪問し収益性や関係人口の創出等についてインタビュー調査を行った。また、農泊シェアハウスに宿泊し、運営方法の改善等についてフィードバックを行った。

17.京都産業大学(PDF:2,384KB)

  • 事業名
    京丹後市地域活性化のための【こまねこまつり】振興プロジェクト
  • 府政課題分野
    観光(交流)、丹後
  • 事業概要
    9月に京丹後市峰山の金刀比羅神社において開催される【こまねこまつり】を通して、地域の活性化と関係人口増加に取り組む。主な活動内容は、(1)まつりの前夜祭において、丹後ちりめんをPRする灯籠を展示、(2)まつり当日から1カ月間、ARを活用したスタンプラリーを実施する。前半は準備期間とし、後半は活動報告をまとめる。
  • 事業実績
    「こまねこまつり」において、(1)丹後ちりめんおよび「こまねこ」のPR灯籠の作成・展示、(2)ARスタンプラリーの実施、(3) (1)(2)の活動および「こまねこまつり」に関する情報発信を行った。「こまねこまつり」当日は、若年層や子供連れの参加者に体験してもらうことができ、おおむね好評であった。

18.京都産業大学(PDF:719KB)

  • 事業名
    丹後地域産品の地域外販路開拓に関する調査と広報立案
  • 府政課題分野
    丹後
  • 事業概要
    丹後地域の豊かな食資源を地域外、海外のマーケット目線を意識して対外発信する方法を考え、またその継続的発信のためのプロトタイピング(Web広報、SNS発信)を行う。地元生産者への直接インタビューにより地域産品についての理解を深めるとともに広告代理店や貿易会社のアドバイスも得て地元生産者の実際的支援になる方法を立案する。
  • 事業実績
    府北部地域の産品を輸出しようとしている京都企業らと連携して、北部産品を、海外を含む地域外に販促する上でのマーケティングと広報に関する調査、仮設の立案を行った。また、既存の食関連のコンテンツを生かしながら海外サイトへ発信する支援を行うため、ニーズに関する調査や広報の立案とWEBによる発信(継続的発信のためのプロトタイピング)等を順次進めた。

19.京都産業大学(PDF:561KB)

  • 事業名
    中丹おもてなしプロジェクト
  • 府政課題分野
    観光(交流)、中丹
  • 事業概要
    福知山市を中心とする中丹地域における学生目線での観光資源の発掘及び既存観光資源の再価値付けに加え、当該地域における新たな観光のパッケージ化及びイベントの企画実施を含めて同世代・若者への発信を行い、観光・交流目的の若者を呼び込む。
  • 事業実績
    福知山市の特徴的なスポットを訪れ、自然の魅力を感じられるスポットを調査するグループと、関係人口を増やすための調査を行うグループの2グループで調査を実施し、最終成果物として観光・交流向けのパンフレットを作成した。

20.京都精華大学(PDF:1,978KB)

21.京都ノートルダム女子大学(PDF:1,767KB)

  • 事業名
    ユニバーサルデザインな学校図書館「ほんの森」プロジェクト-地域の誰もが読書できる社会を目指して-
  • 府政課題分野
    子育て
  • 事業概要
    "誰もが読書をできる社会を目指して"障害の有無に関わらず、すべての子どもたちが読書を楽しむことのできるユニバーサルデザインな学校図書館を創る。また、この取組で得た知識や経験を地域の公共図書館にも広げていくことで、共生社会の実現に寄与する。
  • 事業実績
    すべての子どもたちが読書の楽しさに触れ、想像力を育み、自身の言葉で世界とつながることのできる場となることを目指し、UDな学校図書館を創るため先進事例視察を実施したところ、子どもや発達障害等のある人を対象に、落ち着いて読書できる環境を作るための整備がされていた。そのため、子どもたちがリラックスして本に親しめる環境を作るためのインテリアプランを作成し、京都府立南山城支援学校図書館に提案して、備品整備を行った。

22.京都文教大学(PDF:2,711KB)

  • 事業名
    「ともいきキャンパスin山城」で育む地域人材の育成
  • 府政課題分野
    観光(交流)、山城
  • 事業概要
    建学の理念である「共生」の具現化のため、「ともいき(共生)キャンパス」の創造を宇治市や久御山町を中心とした京都府山城地域にて展開する。学生から募集した地域特性を活かした地域課題に対する取組の中から、成果が期待できるものを選定し、支援することで、地域とともに育ち、学び合うことができる学生を育む。
  • 事業実績
    京都府山城地域の自治体や地域住民、企業、商店街と連携し、地域活性化を目指した取組を課外活動やゼミや演習などの正課科目から募集し、支援を行った。採択されたプロジェクトは、商店街の店舗を活用した市民写真展の開催や、ファッションを通しての多世代交流の場づくり、自治会の課題解決を行い、「西脇知事と行き活きトーク」にも参加した。

23.京都文教大学(PDF:2,846KB)

  • 事業名
    さまざまな「しごと」のマネジメント ~京都府丹後地域の事業所から~
  • 府政課題分野
    丹後
  • 事業概要
    京都府北部地域をフィールドに地元企業への訪問や企業経営者、移住して来た方に対してインタビューや参与観察などを用いた調査を行い、履修学生が京都府北部地域の現状と課題を理解し、学生たちの目線から魅力について考え、得られた調査結果を報告書にまとめてプレゼンテーション(フィードバック)を行う。
  • 事業実績
    市職員からの行政的な内容の概要に関するレクチャー、他地域からの「移住者」へのインタビュー、地域内の企業や事業所への見学を行うことで、当該地域で「生活する」ことについてを学ぶとともに、さまざまな「しごと」についても理解を深めた。最終的にフィールドワークによって得た地域の「魅力」を言語化し、ラジオ番組という形で同地域で放送をして成果を還元した。

24.同志社大学(PDF:703KB)

25.龍谷大学(PDF:1,906KB)

  • 事業名
    福知山市中六人部における森林の未利用資源の利活用をめざすプロジェクト
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村、環境、中丹
  • 事業概要
    福知山市中六人部地区は、地域づくり協議会、農村型地域運営組織(農村RMO)により支え合う地域づくりを進めているが、広域にわたる森林資源の利活用は進んでいない。本事業では学生と地域の連携により森林資源を調査し、今後の利活用について議論する。
  • 事業実績
    未利用の森林資源を調査し、今後の利活用を目指し、森林利用の歴史・現状を知り、将来の森林利用について考えることをポイントに調査・活動を進めた。成果物として、「中六人部いきものマップ・いきものずかん」(生物図鑑)、「中六人部を歩いて」(バイオマス図鑑)、「中六人部で利用されている食材・山菜きのこカレンダー」(山菜・きのこ図鑑)を作成した。

26.龍谷大学(PDF:3,179KB)

27.龍谷大学(PDF:1,154KB)

  • 事業名
    京都府内の有機栽培の酒米を利用した日本酒の魅力発信と認知度向上
  • 府政課題分野
    過疎地域・農山村
  • 事業概要
    伏見の酒造会社や京都府亀岡市の農業者と連携し、府内の農業・農村および伝統的食品産業の現状を理解するとともに、地域内外の若年層を対象としたイベントへの参加や自主企画の開催を通じて、府内で有機栽培された酒米で醸造された京都純米酒の魅力発信と認知度向上を目指す。
  • 事業実績
    (1)亀岡市圃場でのフィールドワーク、(2)テッラマードレジャパンへの参加、(3)酒米の収穫作業支援、(4)サケモノガタリ2023へのイベント参加、(5)若者向け日本酒認知度向上イベントの実施、(6)玉乃光酒造の春の蔵開きへの参加を通じて、府内の農業・農村および伝統的食品産業の現状理解や、京都結城純米酒の認知度、「商売」の実践を通じたビジネスの理解の向上を目指した。

28.京都光華女子大学短期大学部(PDF:3,676KB)

  • 事業名
    商店街の魅力発信!体験価値を通じたSNS活性化プロジェクト
  • 府政課題分野
    商店街
  • 事業概要
    寺町京極商店街と連携し、商店街活性化とSNSの活用推進を目的に、学生の視点で発掘した商店街の魅力や商店街をPRするためのコンテンツを検討する。SNSのアクセス数やフォロワー数の向上に繋がる写真や動画を制作・発信し、商店街の方々にSNSを身近に感じていただくとともに、有効的な活用方法を提案する。
  • 事業実績
    寺町京極商店街をフィールドに、学生の視点で商店街を調査し、商店街の魅力を発見してSNSで発信するコンテンツの検討や政策、SNSの活性化につながる方策を提案した。また、商店街の推進に向けた検討として、商店街を訪れたお客様がSNSに投稿したくなるイベントを企画・提案した。

29.京都光華女子大学短期大学部(PDF:2,432KB)

  • 事業名
    子どもと大学生が祇園祭の魅力を発見し、発信する
  • 府政課題分野
    子育て、観光(交流)
  • 事業概要
    京都を代表する観光コンテンツであり、長い歴史を持つ祭礼である祇園祭だが、鉾町に住む人々の高齢化などにより、その担い手不足が問題となっている。その解決のため、未来の祭礼を支える地域の子どもたちとともに、大学生が祇園祭の魅力を発見し、それを学生または地域の人々と広く共有する取組を行う。
  • 事業実績
    混雑や知識不足から、子どもに祇園祭を体験させることが叶わない子育て世代の課題と、鉾町だけでの祇園祭の維持が今後難しくなる現状を考え併せ、祇園祭の未来を担う子どもとその親たちに、祇園祭を楽しむポイントや関心をもってもらうためのイベントを立案・実施した。

30.大阪国際大学(PDF:718KB)

31.関西大学

  • 事業名
    男山地域再生まちづくりプロジェクト
  • 府政課題分野
    山城
  • 事業概要
    H24年度より実践的研究活動を継続してきた男山団地を中心とする地域再生まちづくり活動が多大な成果を上げてきたことを受け、さらなる環境改善の実現(住宅・施設ストック活用に関する研究)と活動の持続的体制確立のために継続展開(プラットフォームの運営)に取り組む。
  • 事業実績
    地域コミュニティ拠点「だんだんテラス」にて京都府立八幡支援学校との恊働によるカフェを行った。また、「だんだんテラス」の運営にも関わってきた学生有志による男山地域の将来像「男山スポーツビレッジ構想」の提案も行った。男山団地においては、関大×UR住戸リノベーションの見直しを目的として、供給された住戸での暮らしを明らかにするヒアリング調査(住まい方調査)を実施し、調査の結果をもとに成果報告集を作成した。また、団地住棟のバルコニー手すりやエントランス庇などの鉄部の色彩提案を行った。

お問い合わせ

総合政策環境部大学政策課

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電話番号:075-414-4526

ファックス:075-414-4389

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