王子ファーマによる第一種・第二種医薬品製造販売業許可の取得について

王子ファーマによる第一種・第二種医薬品製造販売業許可の取得について

王子ホールディングス株式会社（代表取締役社長：磯野裕之、本社：東京都中央区）は、100％子会社である王子ファーマ株式会社（代表取締役社長：石川稿太郎、本社：東京都中央区）が、東京都より「第一種医薬品製造販売業許可」と「第二種医薬品製造販売業許可」を取得しましたことをお知らせいたします。これにより王子ファーマは、処方箋医薬品およびOTC医薬品の製造販売が可能となりました。

当社は、木質由来の「硫酸化ヘミセルロース」を医薬品として製品化するため、2020年4月1日付で王子ファーマを設立し、「硫酸化ヘミセルロース」の血液凝固阻止作用や抗炎症作用といった特長を活かせる疾患領域をターゲットに定め、研究開発を進めています。
現在用いられている血液凝固阻止剤「ヘパリン」が主に豚由来であることに対し、「硫酸化ヘミセルロース」は木質由来であることから、環境負荷や人畜共通感染 症リスクの低減が期待されています。
王子ファーマはこれまでに「第二種動物用医薬品製造販売業許可」、「動物用医薬品店舗販売業許可」を取得し、動物用医薬品の事業開発を進めております。人用医薬品事業においても、医薬品製造販売業の許可要件である三役（総括製造販売責任者、品質保証責任者、安全管理責任者）を含む管理体制を整え、品質管理基準および製造販売後安全管理基準を定めた上で、今回の業許可取得に至りました。

王子グループは豊富な森林資源と独自の開発技術を活用し、メディカル・ヘルスケア領域においても社会への貢献に取り組んでまいります。

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