【知事会見】あいちデジタルヘルスプロジェクト共創促進事業 「新サービス創出事業」に取り組む事業者の決定について
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掲載日:2024年9月18日更新
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愛知県は、2023年9月に、デジタル技術を活用し、県民の健康寿命の延伸と生活の質の維持・向上に貢献する各種サービス・ソリューションの創出を目指す「あいちデジタルヘルスプロジェクト」を立ち上げ、その推進母体として企業や研究機関・大学、基礎自治体等が参画した「あいちデジタルヘルスコンソーシアム※」を設立しました。その後、本年3月には、プロジェクトの全体像を示した基本計画を策定(2024年3月25日発表済み)し、今年度から産学官金が連携した取組を本格的に展開しています。
そうした中、4月から、早期に社会実装を目指す7つのテーマについて、国立長寿医療研究センター等の学術的な知見を活かし、産学官金連携による新サービスの創出を目指す「デジタルヘルス社会実装先行事業」に着手・推進しているところです。
こうした取組に加え、デジタルヘルス社会実装先行事業で実施中の7つのテーマに続き、高齢者やその家族等の課題解決に資する、新しいサービス・ソリューションの創出に向けた「新サービス創出事業」に取り組む事業者を募集しました(2024年7月2日発表済み)。
この度、本事業に取り組む事業者について、有識者会議における審査を経て、応募のあった12件の提案のうち、3件を採択いたしましたので、お知らせします。
※ 本プロジェクトに御賛同いただいた企業、研究機関・大学・医療機関等及び基礎自治体等の計61者が参画(2024年9月5日現在)
1 採択事業者及びテーマ(事業者名50音順)
- ??エーザイ株式会社(東京都文京区)
「フレイル対策の効率化・効果改善を目指した口腔・身体的フレイルリスク評価サービスの提供」
- TOPPAN(トッパン)株式会社(東京都文京区)
?「骨粗鬆症リスク予測に基づいた行動変容支援事業」
- Hubbit(ハビット)株式会社(東京都品川区)
「シニア向けアプリケーション付きタブレット「ケアびー」による”在宅ケアの充実・効率化”」
2 取組テーマの概要
(太字:採択事業者、採択事業者50音順)
(1) |
テーマ名 |
フレイル対策の効率化・効果改善を目指した口腔・身体的フレイルリスク評価サービスの提供 |
事業概要 |
- 自治体の健診事業にて取得する住民の健診結果・歯科健診結果をもとに、口腔・身体的フレイル評価を実施
- ハイリスク者を特定し、口腔体操プログラムなど、予防介入サービスを実施
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実証体制 |
産:エーザイ株式会社、Arteryex(アーテリックス)株式会社、株式会社ロッテ
学:一般社団法人 豊田加茂歯科医師会?
官:豊田市?
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(2) |
テーマ名 |
骨粗鬆症リスク予測に基づいた行動変容支援事業 |
事業概要 |
- 自治体が保有する健康診断等のデータを活用し、骨粗鬆症リスク予測AIを開発
- 介護に繋がりやすい骨粗鬆症の潜在患者に対し、予測AIや検査キットにより個人のリスクを客観的に可視化することで医療機関での治療(=行動変容)につなげ、健康寿命の延伸や医療費・介護費適正化に寄与
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実証体制 |
産:TOPPAN?株式会社、株式会社ヘルスケアシステムズ
学:?国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
官:東浦町?
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(3) |
テーマ名 |
シニア向けアプリケーション付きタブレット「ケアびー」による”在宅ケアの充実・効率化” |
事業概要 |
- 認知機能が低下した方でも使えるケアびータブレットを支援が必要な高齢者宅に設置
- 利用者と家族や医療・介護関係者をオンラインでつなげ、ケアの充実と医療・介護の負担軽減を目指す
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実証体制 |
産:Hubbit株式会社、株式会社?八神製作所、株式会社名古屋銀行
学:医療法人 豊田会、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学?
官:春日井市?
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(参考)あいちデジタルヘルスプロジェクト共創促進事業「新サービス創出事業」について
【知事会見】あいちデジタルヘルスプロジェクト共創促進事業 「新サービス創出事業」に取り組む事業者を募集します
(参考)あいちデジタルヘルスプロジェクトについて
あいちデジタルヘルスプロジェクト
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局革新事業創造部イノベーション企画課
推進グループ担当:大川、水島、鬼頭
電話:052-954-7422
内線:5367、5133
メール:innovation@pref.aichi.lg.jp
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