企業向け防災キャンププログラムの試行結果をお伝えします

2024/09/17  新潟県  

企業向け防災キャンププログラムの試行結果をお伝えします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0692635 更新日:2024年9月17日更新

非常に良い評価をいただきました!

新潟県では、企業向けに開発した防災キャンププログラムの試行版「ボウサイ・チームビルディング・キャンプ」を、下記のとおり実施しましたので結果を速報でお伝えします。

日 時: 令和6(2024)年9月11日(水曜日)13時00分~12日(木曜日)13時00分

会 場: 柏崎・夢の森公園(柏崎市大字軽井川)

参加者: 5企業から7名

参加費: 無料(試行のため)

講 師: NPO法人ホールアース自然学校(柏崎・夢の森公園の指定管理者)

参加者募集チラシ [PDFファイル/1.22MB]

メディアにも取り上げられました!

【読売新聞】防災アウトドアに学ぶ 柏崎で企業向けキャンプ<外部リンク>

【NST】身近なもので火起こしも!企業向け“防災キャンプ”災害時に役立つ知識・スキルを身につける「社内で共有を」<外部リンク>

【柏崎日報】夢の森で企業向け防災キャンプ

※取材していただきました柏崎日報様から掲載許可を戴きました。ぜひお読みください。出典:柏崎日報 2024年(令和6年)9月13日発行
アウトドアの知識、経験を 夢の森公園で 企業向け防災キャンプ [PDFファイル/569KB]

プログラムについて

本プログラムでは、災害時に役立つアウトドアスキルのほか、災害時に始めて会った方々と協力して乗り越えていく力を養うため、チームビルディングの要素を取り入れたプログラム(スポーツチームビルディング・チーム対抗夕食づくりなど)を実施しました。

参加者の声

参加者の皆様からは、以下のとおり高い評価をいただきました。

アンケート結果は現在取りまとめ中ですが、一部コメントをご紹介します。

Q.災害時にキャンプの知識・経験が活かせると思いますか。

・非常にそう思う。キャンプで使われるスキルが活かされることはもちろんのこと、キャンプで培われるブリコラージュ的思考は災害時に必ず活きると思った。

・非常にそう思う。非常時とキャンプの共通点として、“今あるものを活用しなければならない”という部分がある。非常時もキャンプも、今あるもので問題を解決し、足りない部分は知識や工夫で補う。その部分で共通する部分も多いと感じた。

・非常にそう思う。防災についても考えることでキャンプや自然への向き合い方も変わってくるから

Q.災害時にチームビルディングは有効だと思いますか。

・非常に有効。咄嗟に周りの人と協力しなければいけない場面で、即座にチームビルディングを行うことが必要になると思った。そのために、普段から心の距離を縮める方法や、チームとして動ける習慣を身に着けたいと思った。

・非常に有効。災害時の避難所では、面識のない人と、大きな困難に対処しなければいけない。その部分で今回の研修はそれを再現したものだと感じた。

・非常に有効。例えば見ず知らずの方が集まる中、安全確保や生き延びるために纏まるために有効であると感じました。

Q.その他、ご意見・ご感想

・今回参加させて頂き、大変楽しかったです。交流させて頂いた皆さんと今回だけの関係ではなくこれからも情報交換させてもらえればと思っています。キャンプでの異業種交流はホテルなどでやるよりも、人となりがよく見える分、大変面白かったです。このスタイルがもっと流行ってほしいなと思いました。また、機会が合えば是非とも参加したいと思います。

・今回は、貴重な体験をさせていただきました。知識で知っている防災と、自分が体験してみる防災で感覚に大きな違いがあることがわかりました。非常時でも、防災でも、ブリコラージュ的思考はとても大切。そのプロセスを体験することができたのは大きい。特に夕食づくりでは、すでにある材料からレシピを考え、時には途中で欲しかった素材が使えなくなる(他のもので代用する必要が出てくる)こともあり、非常時に避難所などで想定される場面が再現されていた。一泊二日の体験を通して、グループはチームになったと実感したし、その中でどれだけコミュニケーションが大切であるかを認識できた。全体を通してとても有意義で貴重な体験でした。ありがとうございました。

・レジリエンスを高めることができる体験でした。柏崎の自然を生かした防災への体験、経験が柏崎の持つ魅力向上や災害に強いまちづくりにも生かされればと感じました。自助・共助・公助の連携の輪を広げ、いざという時に一体になれれば良いと改めて思いを強くしました

(アンケート結果)

まとまり次第、掲載します。

実施風景(写真)

1日目

【オリエンテーション、アイスブレイク】

【スポーツチームビルディング】

【シェルター(寝床)づくり】

【火起こし基本講座】

【夕食づくり】

【ナイトハイク】

【チーム活動のふりかえり】

【焚き火ダイアログ】

2日目

【起床・朝食】

【アウトドア防災ワークショップ】

【ふりかえり】

【人気の薪焼きピザ体験で昼食】

【集合写真】

試行プログラムに参加いただきました企業社員の皆様、ご協力ありがとうございました!

次回プログラムへの参加者募集中!

試行プログラムの結果を踏まえ、内容をブラッシュアップした実証プログラムとして「防災ビジネスキャンプ」を次のとおり実施します。多くの企業の皆様からの参加お申込みお待ちしています。

防災ビジネスキャンプの参加企業を募集します

防災ビジネスキャンプチラシ [PDFファイル/5.37MB]

<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページに関するお問い合わせ

産業労働部 産業政策課
産業政策グループ
〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4番地1 新潟県庁行政庁舎11階
Tel:025-280-5234 Fax:025-285-3783 メールでのお問い合わせはこちら

他の画像