2025年産の水稲の作付けに向けた土づくりについて

2024/09/19  富山県  

令和7年産の水稲の作付けに向けた土づくりについて

発表日 2024年9月19日(木曜日)

高温等の気象変動に打ち勝つ米づくりの土台となる「秋の土づくり」の徹底に向け、別紙のとおり、指導文書を関係機関等に通知しましたので、お知らせします。

県内水田は土壌pHが低く、有効態ケイ酸や交換性加里が少ないほ場が多く、さらに近年は、登熟期間の高温により「コシヒカリ」を中心に白未熟粒や胴割米の発生が見られることから、土づくりの取組みを推進するものです。

技術対策の概要

(1)土壌改良資材の施用

ケイ酸質資材を確実に施用する。また、交換性加里が目標値に満たないほ場は、加里を含む資材を施用する。

(2)堆肥等の有機物の施用

堆肥を積極的に施用する。また、堆肥の確保が困難な場合は、発酵鶏ふんの施用や地力増進作物の作付けを行う。

(3)秋耕の実施と稲わらや籾殻のすき込み

水稲の収穫後は、気温が高い9~10月までに深さ10cm程度の浅めの秋耕を行う。

秋耕後は、排水溝の設置と深く掘り下げた排水口への連結を行い、ほ場の乾きを促進する。

詳細は、「関連ファイル」を参照ください。

関連ファイル

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

農林水産部 農産食品課農産食糧係

(直通)076-444-3283(内線)3904

(土づくりの推進に関すること)佐々木、柴田

農林水産部 農業技術課広域普及指導センター

(直通)076-429-5042

(技術に関すること)齊藤、上野