当社社員がCloud Operator Days Tokyo 2024にて最優秀オペレーター賞を受賞

2024/10/03  日鉄ソリューションズ 株式会社 

当社社員がCloud Operator Days Tokyo 2024にて最優秀オペレーター賞を受賞

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2024年10月3日 日鉄ソリューションズ株式会社

日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)システム研究開発センターに所属する田村 大樹(以下「田村」)が、クラウドインフラ運用技術者のためのカンファレンスイベント「Cloud Operator Days Tokyo 2024(以下「CODT2024」)」において、審査委員会の満場一致で最優秀オペレーター賞に選出されました。

写真左から
田村 大樹(NSSOL 技術本部 システム研究開発センター アーキテクチャ&プロセスデザイン研究部)
新野 淳一氏(CODT2024審査員 Publickey編集長)

CODT2024は、「運用者に光を! ~AIの未来、運用者の現実~」をテーマにクラウド運用の最新技術や知見を共有することを目的としたカンファレンスです。COTD2024に設けられた「輝け!クラウドオペレーターアワード2024」では、48のオンデマンドセッションのうち最も優れたセッションが最優秀オペレーター賞として表彰され、授賞式は9月6日(金)に東京・お台場の「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」で行われました。

最優秀オペレーター賞に選出された田村のセッションは、「とある金融機関システムにて、カーネル初心者がLinuxカーネルコードと格闘しながらeBPFでオブザーバビリティを高めた話」と題し、金融機関のシステムにおいて、OSのスケジューラーで発生している遅延時間を観測するために、Linuxカーネル内で動的かつ軽量にプログラムを動かす仕組みである「eBPF」をベースに、Linuxカーネルの挙動をソースコードレベルで確認しながら、既存ツールを改良して問題解決に取り組んだことをまとめています。eBPF技術は、クラウドネイティブ環境において、オブザーバビリティ、セキュリティ、パフォーマンスを向上させるための強力なツールです。これにより、より柔軟で効率的なシステム運用が可能になります。

同セッションが最優秀オペレーター賞に選出された理由は、本発表が昨今のトレンド技術の1つであるeBPFを題材としている点や、一般的な技術概要から、本事例で直面した技術課題に対する詳細まで幅広い情報が含まれ、多くの視聴者層を想定したプレゼンテーションである点が評価されたものです。

NSSOLは、クラウドネイティブ技術を「NSSOL 2030ビジョン」の実現に向けた重要技術の1つと位置づけ、システム研究開発センターでは、クラウドネイティブデザインパターンの開発、人材育成、生産性向上のための仕組みづくりなど、エンジニアリングに必要なアセットの開発に注力しています。

今後もNSSOLは、当社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、企業価値向上に貢献するべく、時代の変化に対応した最適なソリューションを提供してまいります。

以上

・NS Solutions、NSSOL、NS(ロゴ)は、日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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