マッシュグループとのレスポートサックジャパン社株式共同取得について

2024/10/11  伊藤忠商事 株式会社 

マッシュグループとのレスポートサックジャパン社株式共同取得について

2024年10月11日

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長COO:石井 敬太、以下「伊藤忠商事」)は、ファッション、ビューティー、フード、デザイン等の多岐にわたる事業を展開する株式会社マッシュホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 広幸、以下「マッシュグループ」)と、米国バッグブランド「レスポートサック(LeSportsac)」の日本市場における販売を担う、株式会社レスポートサックジャパン(以下「LSJ」)の発行済み株式を共同で取得しました。

「レスポートサック」について

「レスポートサック」は、1974年にニューヨークでメルビンとサンドラのシフター夫妻によって設立されました。軽さを追求したテキスタイルと機能性の融合、オリジナリティ溢れるデザインや数多くのプリントにより、半世紀にわたり世界中の人々を魅了し続けています。伊藤忠商事は、2006年に「レスポートサック」の商標を取得して以来、グローバルに展開を拡大しています。

株式取得の目的

これまで、日本市場における「レスポートサック」の展開は、伊藤忠商事と資本関係のないLSJが担っていました。今回のLSJ株式取得により、マッシュグループと伊藤忠商事の共同でのハンズオン経営を実現し、商品企画・生産管理から小売に至るまでの商流を一気通貫で事業経営することで「レスポートサック」事業の更なる成長を目指していきます。

今後の展開

マッシュグループは、ファッション、ビューティー、フード、デザイン等の多岐にわたる事業を展開しており、代表ブランドである「ジェラート ピケ」や「スナイデル」、「コスメキッチン」等、20~30代女性を中心に絶大な支持を誇るブランド・ショップを多数運営しています。マッシュグループとの協業を通じて、同社が持つ商品企画力、ファッションビル、駅ビル等における豊富な販路、また700万人を超える会員基盤を活かしながら、日本市場でのレスポートサックの販路・顧客層拡大、およびブランド認知度の向上を実現し、更なる収益基盤の強化を図ります。

伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal~利は川下にあり~」を掲げ、社会の変化に伴い多様化するニーズを捉え、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させ、事業領域を拡大していきます。「マーケットインの発想」に加え、長年にわたりブランドビジネスにおいて培ってきた経験とノウハウを最大限に活用し、「レスポートサック」ブランドの価値向上に取り組んでいきます。

  • 株式会社レスポートサックジャパンについて

代表者 :川島 辰吾
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷2-1-1
設立 :1996年
URL :https://shop.lesportsac.co.jp

  • マッシュグループについて

代表者 :近藤 広幸
本社所在地 :東京都千代田区麹町5-7-1
設立 :1998年
URL :https://mashgroup.jp

関連業界