ENEOS株式会社向け1BD 合成燃料実証設備建設工事を完工

2024/10/10  千代田化工建設 

2024年10月10日
千代田化工建設株式会社

ENEOS株式会社向け1BD合成燃料製造実証プラント建設工事を完工

千代田化工建設株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長:太田 光治、以下「当社」)および当社グループ企業の千代田エクスワンエンジニアリング株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長、伊藤卓、以下「CXO社」)は、ENEOS株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:山口 敦治、以下「ENEOS」)が取り組む1BD(1 Barrel per Day) 合成燃料製造実証プラント建設工事を完工しましたことをお知らせいたします。なお、本実証プラントについては完工以降、試運転等を経て、2024年9月より運転を開始しております。

●顧客名:ENEOS株式会社
●案件名:1BD合成燃料製造実証プラント建設工事(EPC)
●建設地:ENEOS中央技術研究所内
●完工時期:2024年6月

本件は、ENEOSが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の「グ リー ン イ ノ ベ ー シ ョ ン 基 金 事 業 / C O2等 を 用 い た 燃 料 製 造 技 術 開 発 プ ロ ジ ェ ク ト ( プ ロ ジ ェ ク ト 番 号 :JPNP21022)」に採択された事業となります。本事業は、将来におけるカーボンニュートラル燃料製造技術の社会実装に向け、水素とCO2を原料とした合成燃料製造プロセスの早期技術確立を目指すプロジェクトであり、本実証プラントは将来の社会実装時における合成燃料コストの低減を目指し、液体燃料の収率を80%以上に向上させるための要素技術評価と合成燃料の一貫製造実証を目的として建設されたものです。

9月28日(土)にはENEOS中央技術研究所において本プラントの完成式典が実施され、ENEOSホールディングス株式会社宮田社長、ENEOS株式会社山口社長をはじめ、国会議員、経済産業省、NEDO、日鉄エンジニアリング株式会社ら関係者にて完成を祝して、テープカットや実証プラントの見学、自家用車へ給油・走行体験が行われました。ENEOSホールディングス株式会社宮田社長からは合成燃料の早期社会実装の為の強い決意のご挨拶をいただきました。

当社およびCXO社は総合エンジニアリング会社として、本合成燃料製造技術など、カーボンニュートラル社会の実現に向け、自社での技術開発等、多方面から事業に取り組んでおります。これらの事業を通じて、当社のパーパスである「社会の"かなえたい"を共創(エンジニアリング)する」の体現を目指し、未来の技術の社会実装、ひいては持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

<合成燃料製造実証プラント全体像>

(ENEOS株式会社提供画像)

【参考】

ENEOS株式会社による2024年9月30日付プレスリリース

URL:国内初となる原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントが完成~合成燃料製造実証プラント完成式典を開催~

以上

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この件に関するお問い合わせ先 :千代田化工建設株式会社
IR・広報・サステナビリティ推進セクション 池尻・宮崎
Email: irpr@chiyodacorp.com
URL:https://www.chiyodacorp.com/jp/contact/index.php

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