日本・台湾における外食向け物流事業会社3社の全持分取得の合意について

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三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：堀 健一、以下「三井物産」）は、外食事業者向け物流事業をグローバル展開しているThe HAVI Group, LP（本社：米国イリノイ州シカゴ、以下「HAVI社」）より、その傘下の日本の事業会社（HAVIサプライチェーン・ソリューションズ・ジャパン合同会社）及び台湾の事業会社（HAVI Logistics(Taiwan) Ltd、Hong Jin Transportation Company, Ltd）の全持分を取得することに合意しました。必要な許認可取得など一定の先行要件の充足を経て、2025年3月期中の実行を予定しています。

HAVI社は、大手外食事業者のサプライチェーンを品質面・安全面共に高い基準で管理する、世界的な物流事業者です。顧客販売動向の分析・予測から、低温・冷凍を含む温度帯での食材・包材等の在庫管理、そして全国各店舗への配送まで一貫して提供できる、デジタル面・オペレーション面の機能を有しています。三井物産は日本及び台湾においてHAVIグループとは長年にわたり取引をしてきました。このたび、三井物産は日本・台湾の事業をHAVI社より受け継ぎ、当該日本・台湾事業の土台の上に、三井物産が有する中間流通機能、国内外で展開する物流センター事業、及び国内外のネットワークといった総合力を掛け合わせることで、更なる成長を目指します。

三井物産は中期経営計画2026において、Wellness Ecosystem Creationを攻め筋のひとつとして定め、健康に資する食の提供により、多様化する消費者のライフスタイルの質向上への貢献を目指しています。本持分取得を通じ、食・ニュートリション領域での事業群の付加価値拡大に取り組み、「食」を通じた健康やウェルビーイングの向上を通じ、人々のより豊かで輝く暮らしの実現を目指します。

主要会社概要

自社トラック

HAVIが運営する倉庫

三井物産のマテリアリティ（重要課題）

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、５つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。

• 安定供給の基盤をつくる

• 豊かな暮らしをつくる

• 環境と調和する社会をつくる

• 新たな価値を生む人をつくる

• インテグリティのある組織をつくる

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