2024 年 11 月5日
株式会社レナサイエンス
Taipei Medical University(TMU)-Biotech 社(台湾)との
PAI-1 阻害薬 RS5614 における共同開発契約締結のお知らせ
当社は、台湾医科大学の 100%子会社である Taipei Medical University(TMU)-Biotech 社と PAI-1 阻害薬 RS5614 の臨床開発及び事業化について共同開発契約を締結しましたので、お知らせいたします。
当社と TMU-Biotech 社は AI を活用する SaMD のパイプラインの事業化を共同で図るために、「Taipei Medical University(TMU)-Biotech 社(台湾)とのプログラム医療機器における共同開発契約締結のお知らせ」で合意し、2024 年8月 30 日に開示しております。この度、連携をさらに医薬品開発事業にも広げ、台湾における PAI-1 阻害薬 RS5614 の臨床開発及び事業化においても連携することで合意しました。
現在、RS5614 における日本国内の臨床試験(医師主導治験)としては、がん領域では慢性骨髄性白血病(CML:前期及び後期第Ⅱ相試験終了、第Ⅲ相試験実施中)、悪性黒色腫(メラノーマ:第Ⅱ相試験終了、第Ⅲ相試験準備中)、非小細胞肺がん(第Ⅱ相試験実施中)及び皮膚血管肉腫(第Ⅱ相試験実施中)を対象とし、呼吸器疾患では COVID-19 に伴う肺傷害(前期及び後期第Ⅱ相試験終了)、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患(第Ⅱ相試験実施中)及び抗がん剤による間質性肺炎(非臨床試験予定)を実施しております。
TMU-Biotech は、台北医学大学(TMU)(https://eng.tmu.edu.tw)で研究開発される医療シーズの事業化を目的とした TMU100%の子会社です。TMU-Biotech 社は 1960 年に設立された台湾でトップクラスにランクされる私立医科大学で、ベッド数は 3,000 床を有しております。
RS5614 の海外展開は非常に重要な戦略と位置付けており、台湾での臨床開発・事業化を足掛かりに、海外へさらなる展開をしたいと考えます。
なお、本件による業績への影響は現時点では特にありません。
提携の相手先の概要
(1) 名称
TMU-Biotech
(2) 所在地
No. 338, Jingxin St., Zhonghe Dist., New Taipei City 235, Taiwan
(3) 代表者の役職・氏名
Chairman Tso-Hsiao CHEN
(4) 事業内容
台北医学大学の医療シーズの事業化
(5) 資本金
非公表
(6) 設立年月日
非公表
(7) 大株主及び持株比率 (2023 年 9 月末現在)
Taipei Medical University 100%
(8) 上場会社と当該会社 と の 間 の 関 係
資 本 関 係 なし
人 的 関 係 なし
取 引 関 係 なし
関連当事者への 該 当 状 況 なし