ASEAN最大級の工作機械・金属加工関連見本市「METALEX 2024」 ジェトロ・パビリオンに29社が出展 ―「製造業DX」をテーマとした特設ブースを新たに設置―
2024年11月07日
ジェトロは、タイ・バンコクで開催されるASEAN最大級の工作機械・金属加工関連見本市「METALEX 2024」にて、ジェトロ・パビリオンを設置し、出展日本企業29社(うち10社は初出展)のタイ・ASEANでの販路拡大を支援します。
今回新たに「Japan Innovators」と銘打ち、タイ国内産業のデジタル化・省人化ニーズを取り込むため、「製造業DX」をテーマとした特設ブースをパビリオン内に設置します。
図1:ジェトロ・パビリオン全体像イメージ
図2:特設ブースイメージ
日本の高い技術・生産性を誇る29社が出展
タイは、自動車産業をはじめとした製造業の産業集積が進んでいます。それら産業を支える工業団地等のインフラの充実、タイのASEAN域内における地理的優位性等から、外資系企業にとって、有力な投資先・進出先のひとつとなっています。
日本のものづくりは生産現場における熟練技能者の存在・長年の技術の蓄積等により裏付けられた高い技術力や生産性に強みを持っています。近年、一層生産性を高めるため製造管理を最適化・効率化するデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが進められています。
他方、労働人口が減少基調に入ったタイでは、労働賃金も上昇が続き、労働力投入型の経済発展が限界を迎えつつあります。タイ政府が掲げる2017~2036年の経済社会長期ビジョン「タイランド4.0」構想においても、デジタル化は重点施策のひとつとして挙げられ、デジタル技術の活用により生産性の向上や産業の高度化等を目指すとしています。
ジェトロはタイにおいて、現地市場ニーズの獲得・ビジネス促進を目指し、高品質なものづくりや省人化・生産現場の安全性向上を実現する日本企業を支援します。さらにはパビリオン内に製造業DXをテーマとした特設ブースを設置、先進的かつ革新的な製品やソリューションを提供する3社が「Japan Innovators」として出展します。
※製造業DX
「顧客価値を高めるため、製造分野で利用されている製造装置や製造工程の監視・制御(OT)などのデジタル化を軸に、IT との連携により製品やサービス、ビジネスモデルの変革を実現すること」(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)社会基盤センター「製造分野DXの理解」より抜粋)
見本市概要
項目 |
詳細 |
見本市名 |
METALEX 2024 |
会期 |
2024年11月20日(水曜)~23日(土曜) 各日10時00分~18時00分 |
開催地 |
タイ・バンコク |
会場 |
Bangkok International Trade and Exhibition Center (BITEC) |
主催者 |
RX Tradex |
出展者 |
15ヵ国・地域 747社 (2023年実績) |
来場者 |
98,686人 (2023年実績) |
主催者公式ウェブサイト
ジェトロ・パビリオン概要
項目 |
詳細 |
主催 |
ジェトロ |
出展ホール |
Hall 104 |
規模 |
300平方メートル |
出品社数 |
29社(通常ブース26社 特設ブース3社) |
METALEX 2024 ジェトロ・パビリオン企業一覧
特設ブース
No. |
法人名 |
本社所在地 |
代表的な出展物 |
1 |
株式会社スタディスト |
東京都 |
クラウド型のマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」 |
2 |
キャディ株式会社 |
東京都 |
図面データ活用クラウド -CADDi Drawer- |
3 |
セーフィー株式会社 |
東京都 |
Safie Pocket2 Plus(通信機能とバッテリーを内蔵した小型のカメラ)、Safie Pro(固定設置タイプのカメラ) |
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ジェトロ 海外展開支援部 販路開拓課 機械・環境産業班 (担当:山道、西田、長崎、村山)
Tel:03-3582-4631
E-mail:mono@jetro.go.jp