2024年 製品ニュース
当社グループ会社による世界初の2輪車向け電動クラッチECUの開発について(ニデックモビリティ)
2024年11月14日
- 会 社 名
- ニデック株式会社
- 代表者名
- 代表取締役社長執行役員 岸田 光哉
- 取 引 所
- 東証プライム(6594)
- 所 在 地
- 京都市南区久世殿城町 338
- 問合せ先
- コーポレートコミュニケーション部長 渡邉 啓太
- 電 話
- (075)935-6150
当社グループ会社であるニデックモビリティ株式会社が2輪車向けの電動クラッチECUを世界で初めて開発しましたので、別紙の通りお知らせいたします。
世界初の2輪車向け電動クラッチECUの開発について
会 社 名 | ニデックモビリティ株式会社 |
代表者名 | 代表取締役社長執行役員 和田 克弘 |
所 在 地 | 愛知県小牧市大草年上坂 6368 |
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ニデックグループのニデックモビリティ株式会社(以下、当社)は、2輪車において、発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンで、ライダーのクラッチレバー操作を必要とせずにギアチェンジを可能とする電動クラッチECUを世界で初めて開発いたしました。
2輪車向け電動クラッチECU 2輪車は4輪車と違い、中型以上の機種においてはマニュアルトランスミッション(以下、MT)が主流であり、発進、変速、停止などのシーンにおいて、クラッチ操作とギアチェンジ操作が必要です。
この度、当社が開発した電動クラッチECUは MT2輪車のクラッチコントロールを自動制御し、ライダーが任意でMTモード、ATモードを切り替えるシステムに採用されています。
今回の製品開発においては「モデルベース開発」を行い、通常1年ほどかかる試作品納入を5か月で実現いたしました。モデルベース開発とは、システムを構築する制御や制御対象をモデル化し、シミュレーションすることで、検証を行いながら設計開発を進めていく手法です。
同手法を活用することで設計工程での検証が可能となり、検証工程における手戻りが少なくなることで開発工数の大幅な短縮と品質向上が可能となります。
当社はこれまで4輪車、2輪車を含めた多くの制御ユニットを量産してきた実績があり、その技術力を評価いただきました。今後も車載用電子制御技術を進化させて市場をリードし、安全、安心、環境に貢献する製品を開発することで、クルマ社会における人とクルマのベストマッチングを実現していきます。
製品に関するお問合せ先:ニデックモビリティ株式会社 コーポレートマネジメント部
NMOJ-ML-PR@nidec.com 0568-78-6160(代表)