人的資本経営のさらなる推進に向けた「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンス」の契約締結について

2024/12/16  日本精工 株式会社 

2024年12月16日

日本精工株式会社
コーポレート・コミュニケーション部

人的資本経営のさらなる推進に向けた

「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンス」の契約締結について

~NSKグループの人的資本経営に関する取り組みと情報開示が高い評価を獲得~

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下「NSK」)は、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)との間で、「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンス」に関する融資契約を締結しました。

「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンス」は、企業の人的資本経営の継続的な取り組みを評価、支援する商品です。みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(以下「みずほリサーチ&テクノロジーズ」)が国内外で信頼性の高い人的資本に関する情報開示のガイドライン(ISO30414、内閣府人的資本可視化指針等)を参考に、独自に開発した評価手法を用いて、企業の人的資本経営に関する可視化・開示と実践の取り組みをスコアリングし、一定のスコア以上を満たした企業に対して、みずほ銀行が融資を行うものです。

今回の契約にあたり、NSKは、みずほ銀行およびみずほリサーチ&テクノロジーズから、NSKグループの経営人材の育成に関する取り組みと健康・安全に関する情報開示について特に高い評価を受けました。

NSKグループは、経営姿勢で「社員一人ひとりの個性と可能性を尊重する」ことを明確にするとともに、従業員一人ひとりが企業の貴重な財産であると考えています。この考え方に基づき、『中期経営計画2026』では経営課題に「経営資源の強化」を掲げ、重要な施策の一つとして「人的資本の価値最大化」に取り組んでいます。「多様な人材が集まる会社」「多様な人材がスキル/能力を伸ばし成長できる会社」「安全で健全な職場」という3つの目指す姿の実現に向けてさまざまな施策を推進しています。

NSKは今後も経営戦略と連動する人材戦略を着実に実行し、人的資本の価値最大化に一層努め、持続可能な社会の発展に貢献し、必要とされ、信頼される企業を目指してまいります。

■参考1: NSKに対する高評価ポイント

・育成領域:

経営人材の育成に注力していることを説明し、国内であれば係長・課長などそれぞれの階層で経営大学を実施することにより経営人材候補を継続的に輩出するキャリア開発プログラムを提供していること。海外ではグローバルポストの後継者をメインの対象者としてグローバル経営大学を実施していること。また、いずれの取り組みについても実績を経年で示していること。

・健康・安全領域

NSK健康経営戦略マップ内で健康課題を特定し、健康投資と効果(取組状況に関する指標、従業員等 の意識変容・行動変容に関する指標、最終的な目標指標)、健康経営で解決したい経営課題を関連づけて説明をしていること。また、効果に関するデータを各指標の項目にわけて開示していること。

■参考2: 関連リリース他

・2024年12月16日 みずほ銀行のプレスリリース

「日本精工株式会社との「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンス」の契約締結について」

・2023年5月30日 みずほ銀行のプレスリリース

「Mizuho 人的資本経営インパクトファイナンスについて」

・NSKの人的資本の価値最大化について

■NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL(TM)を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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