NXスペイン、「NX-YAZAKI パレンシア倉庫」の開所式を実施 ～欧州の自動車産業を強力にサポートし、スペインでの新たな雇用を創出～

NXスペイン、「NX-YAZAKI パレンシア倉庫」の開所式を実施

2024年12月24日

～欧州の自動車産業を強力にサポートし、スペインでの新たな雇用を創出～

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社（社長：堀切智）のグループ会社であるNXスペイン株式会社（社長：犬井健人 以下、NXスペイン）と矢崎ヨーロッパ有限会社（社長：Hans Lemmens 以下、矢崎ヨーロッパ）は11月28日（木）、スペイン・パレンシアの「NX-YAZAKI パレンシア倉庫」開所式を執り行いました。

（倉庫外観）

（式典での集合写真）

（倉庫内観）

スペインは世界トップクラスの生産台数を誇る自動車生産国で、日系企業のみならず多くの欧米やアジアの自動車メーカーが進出しています。
2024年1月にNXスペインと矢崎ヨーロッパが共同で新設した「NX-YAZAKI パレンシア倉庫」は、アフリカーヨーロッパ間のサプライチェーンの重要な結節点として、ヨーロッパ（スペイン、フランス、イギリス、ポルトガル、ルーマニア、トルコなど）に拠点を置く自動車メーカーをはじめとしたモビリティ関連産業への部品供給をより円滑にしています。
本倉庫は、平屋建てで延床面積12,000m²を有しています。6基のトラックドックとサイドローディングドアを備え、2025年にさらに6基のドックを増設予定です。BREEAM（*）「Very Good」評価を取得しており、太陽光発電パネルや包括的なCCTVセキュリティシステムを導入しています。本倉庫では、倉庫オペレーター、物流技術者、エンジニアといった職種において、現地での直接雇用を創出し、スペイン経済の活性化に貢献しています。

開所式には、中前隆博在スペイン特命全権大使、矢崎ヨーロッパの山田宗則会長、Andreas Di Vece COO、NX欧州社長の柿山慎一のほか、現地の当局者や欧州の主要自動車メーカーの関係者らが出席しました。Andreas Di Vece COOは、「最先端技術を活用したトレーサビリティや自動化により、多様化する自動車市場のニーズに応え、運用コストの最適化を実現します」と述べました。山田宗則会長も「この倉庫は将来への期待を表し、矢崎グループとNXグループがスペインの地域発展を強力に推進していく意思表示となる。」と強調しました。

NXグループは、「NXグループ経営計画2028 Dynamic Growth 2.0" Accelerating Sustainable Growth ～持続的な成長の加速～ "」において、モビリティ産業を重点産業と位置づけ、自動車業界に関連した物流の取り組みを加速させています。今後もグローバルに物流ネットワークを拡大し、お客様のサプライチェーンを支えてまいります。

*:英国のBuilding Research Establishment（BRE）が開発した建築物の環境性能を評価する国際的な認証制度

【NX-YAZAKI パレンシア倉庫概要】