防衛省における特定秘密に係る情報保全事案の総括及び再発防止策の再構築について
令和6年12月27日
防衛省
本年4月及び7月に特定秘密の漏えい事案等を公表し、再発防止策に取り組んでいる中、新たな特定秘密の漏えい事案等を確認しました。
防衛省は、政府の中で最も厳格に特定秘密保護法を施行すべき責務を負っているにもかかわらず、情報保全事案の発生を繰り返すことで、国民からの信頼を失墜させたことは極めて遺憾です。
確認された事案を含むこれまでの特定秘密の情報保全事案について、衆議院及び参議院情報監視審査会からの勧告も踏まえ、広く事案の原因分析を行い、防衛省における特定秘密に係る情報保全事案の総括及び再発防止策の再構築を行い、とりまとめました。
防衛省としては、このような事実を重く受け止め、強化していく情報保全体制の下、今般策定した再発防止策の取組やその情報開示・説明を通じて国民や同盟国の米国を始めとする諸外国の懸念の払拭や信頼の回復を図っていく所存です。