2025年01月06日
国際原子力機関(IAEA)と共同で実施した分析機関間比較の報告書の公表について
1.IAEAは我が国の海域モニタリングの結果の信頼性、透明性の確保について日本政府を支援するため、分析機関間比較(ILC:Interlaboratory Comparison)を実施しています。今般、令和5年の実施結果をまとめた報告書をIAEAが公表しましたので、お知らせします。
2.同報告書においてIAEAは、海域モニタリングを実施する日本の分析機関が引き続き高い正確性と能力を有していると評価しています。
3.なお、ALPS処理水に係る海域モニタリングの結果の裏付けを目的としたILCの令和5年の実施結果をまとめた報告書については、IAEAから別途公表される予定です。
■ 分析機関間比較の概要
環境省では、総合モニタリング計画に基づき、海域モニタリングを実施しています。日本の海域モニタリングの結果の信頼性、透明性の確保について日本政府を支援するため、日本政府の要請に基づき、IAEAにより平成26年から分析機関間比較が実施されています。令和5年には、IAEA専門家に加えカナダ、韓国及び中国の分析機関の専門家も参加し、10月に共同で試料採取等が実施されました。
■ 報告書全文
報告書の全文(英語)は、下記ページを御覧ください。
https://www.iaea.org/sites/default/files/24/12/japan_ilc_2023_report.pdf
また、報告書要約(和訳仮訳)は、添付資料の原子力規制委員会報道発表を御覧ください。
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局海洋環境課
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8306
- 課長
- 水谷 好洋
- 企画官
- 谷口 和之
- 係長
- 石川 大裕