大阪府より、大阪公立大学「イノベーション・アカデミー構想」推進事業への寄付に関する感謝状を贈呈
2025年1月06日 | ニュースリリース
HORIBAグループは、大阪府が行う大阪公立大学「イノベーション・アカデミー構想」推進事業に対して、今年2月に企業版ふるさと納税による寄付※を行いました。それに伴い、12月17日に大阪府庁で感謝状贈呈式が開催され、大阪府の吉村洋文知事より感謝状を受け取りました。
寄付の背景及び今後の取り組み
大阪公立大学は、産学官民連携を通じて地域の課題解決や未来社会の創造をめざすイノベーションアカデミー事業を推進しています。当社グループはこの事業に賛同し寄付を行うとともに、両者の強みである研究・技術領域における高い親和性を活かして、イノベーションの創出を目的とした長期的な包括連携協定を締結しました。
今後、大阪公立大学 中百舌鳥キャンパスのスマートエネルギー棟(来春竣工予定)で、分析・計測技術を活用した産学官民連携プロジェクトや高度な技術系人材の育成を通じて、社会課題の解決を共にめざします。
感謝状贈呈式の概要
12月17日に大阪府庁で行われた贈呈式には、HORIBAグループを代表して堀場製作所 代表取締役社長 足立正之とコーポレートオフィサーCTO 中村博司が出席しました。吉村大阪府知事から寄付に対する感謝の意が述べられ、今後の大阪のまちづくりや産学官民の連携強化について意見を交わしました。また、大阪府の松下副首都推進局理事、大阪公立大学の辰巳砂学長も同席されました。
吉村洋文大阪府知事 コメント(一部抜粋)
堀場製作所 創業者のご尊父にあたる堀場信吉博士が大阪府立大学(大阪公立大学の前身)の学長を務められるなど、大阪公立大学と堀場製作所の関係は非常に深いです。大阪公立大学では、都市のシンクタンクとインキュベーション機能を果たしていきたいと考えています。その取り組みの柱の一つがこのイノベーション・アカデミー構想です。2023年に堀場製作所と大阪公立大学が包括連携協定を結び、高度な人材育成や産官学の連携による社会実装をめざすなかで、この度寄付をいただいたことを感謝しています。強力なタッグを組み、「新しい技術、新しい社会、新しい未来」を共に見出していきましょう。
堀場製作所 代表取締役社長 足立正之 コメント(一部抜粋)
吉村知事からのお言葉にもあります通り、大阪府と当社には深いご縁で繋がった歴史があります。創業以来、大阪府の様々な大学や企業から長きにわたり育てていただき、最近では大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンに協賛するなど、その関係はますます発展しています。
当社は2024年から新たな中長期経営計画を進めており、「環境・エネルギー」、「バイオ・ヘルスケア」、「先端材料・半導体」という3つの注力分野に向けて先進的な分析・計測ソリューションを提供することで、社会課題の解決に取り組んでいます。こうした取り組みをリードする高度な技術の開発や人財の育成を力強く推進するには、アカデミアとの連携が欠かせません。特に大阪公立大学はスマートエネルギーの研究において世界をリードされています。その活動に我々が参画させていただくことを大変光栄に思っています。両者の連携を一層強化し、共に真の社会貢献を実現していきたいと考えています。
「おもしろおかしくをあらゆる生命へ」をビジョンに掲げるHORIBAグループは、今後も「はかる」技術を通じて、産学官民の連携によるオープンイノベーションの創出や、未来社会へのさらなる発展に貢献してまいります。
※ 株式会社堀場製作所、株式会社堀場エステック、株式会社堀場アドバンスドテクノ、株式会社堀場テクノサービスによる寄付です
関連する情報
左から、大阪公立大学 辰巳砂昌弘学長、大阪府 吉村洋文知事、堀場製作所代表取締役社長 足立 正之、堀場製作所コーポレートオフィサーCTO 中村博司