社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2025/01/06  SWCC 株式会社 

社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

2025年01月06日

2025年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。2025年の年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
今年は曜日の並びに恵まれ、例年より2日長い休暇となりました。皆さんが健康で新しい年を迎え、この場に集まれたことを嬉しく思います。
昨年を振り返ると、能登半島地震や台風、大雨など、多くの災害に見舞われた年でした。社会インフラを支える企業として、人命を守り、拠点を守ることについて多くを考えさせられました。復旧が進まない地域の方々を思うと心が痛みます。
気候変動による災害が増える中で、私たちは人命保護や事業継続のためのプランを持ち、それを陳腐化させないよう、PDCAを回す重要性を認識すべき時代です。当社グループでは、非常時の行動を定めたBCPマニュアルを見直しています。皆さんも、自分を守る行動を想像し、活動に参加してくださるようお願いします。
さて、2024年を振り返ると、これまで経験のない電線不足の中、新年が明けました。この状況は当社にとって、電線の社会的価値を再認識する機会となりました。その後、上期は創業来最高の営業利益を出すことができました。特に、エネルギー・インフラ事業セグメントが会社の成長をけん引し、業績アップの核となりました。また、通信・産業用デバイス事業セグメントでは、冨士電線の事業を中心に利益率が改善し、仙台工場も順調に稼働しています。海外向けのe-Ribbon(R)の販売も進展し、今年の成長が期待されていますし、ローラ事業も2023年度の低迷を乗り越え、V字回復を達成しました。一方、電装・コンポーネンツ事業セグメントは電気自動車関連の回復の遅れで計画に影響が出ましたが、今年は新しい事業への幅出しが期待されています。各セグメントが様々な課題を乗り越え、成果を出しながら将来につながる新たなタネを撒いていることを感じています。皆さんの努力に心から感謝いたします。
一方で、労働災害の撲滅は重要な課題として残されています。今年こそは、その根底にある問題をあぶり出し、経営層と現場が一緒になって安全な職場作りに取り組んでいきましょう。現場で働く皆さんの労働環境を改善し、労災撲滅を目指す施策を進めていきます。皆さんの協力をよろしくお願いします。
今年2025年は巳年です。「再生と復活」「神秘と知恵」「変容」の年とされ、新しい始まりを意味します。当社グループも成長フェーズにしっかりと踏み出していきたいと思います。多様性を尊重し、皆さんが生き生きと活躍できる伸びやかで柔軟性のある企業グループを目指し、今年がその大事なステップとなることを期待しています。皆さんも、「変化する時代に負けないように、自分も会社も変わっていく」という意識をもう一度認識してください。年頭にあたり、一人ひとりが今年の目標を心に描き、実行に移しましょう。今年が皆さんとご家族、そして当社グループにとってさらに良い年となるよう、ともに頑張って参りましょう。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

以 上

SWCC株式会社 代表取締役 CEO 社長執行役員

長谷川 隆代

【本件に関する問い合わせ先】

SWCC株式会社 経営戦略部 広報グループ
TEL 044-223-0530

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