3次元ロボットピッキングシステムを使ったアルフレッサ ヘルスケア株式会社 「九州物流センター」の移転および熊本県御船町との地域振興に向けた協定締結のお知らせ

2024/12/24  アルフレッサホールディングス 株式会社 

2024 年 12 月 24 日

ア ルフレッサ ホールデ ィング ス株 式 会 社

3 次元ロボットピッキングシステムを使った
アルフレッサ ヘルスケア株式会社「九州物流センター」の移転および
熊本県御船町との地域振興に向けた協定締結のお知らせ

当社の子会社であるアルフレッサ ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長: 西田誠、以下「アルフレッサ ヘルスケア」といいます)は、九州における物流体制の最適化を図るため、現在の熊本県熊本市南区から熊本県御船町に九州物流センター(以下「同センター」といいます)を移転し、2025 年 2 月 24 日より稼働いたします。また、移転決定に伴い、2024 年 10 月 21 日に熊本県御船町との地域振興に向けた協定を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.移転の趣旨

セルフメディケーション卸売事業を行うアルフレッサ ヘルスケアは、健康的で活力ある社会の実現に貢献すべく「セルフメディケーション」と「セルフプリベンション」の普及を推進し、ドラッグストア、薬局、薬店などの小売店舗に対して、一般用医薬品を中心に健康食品、生活関連用品、ビューティケアなど「美と健康」に関する商品・サービスを提供しています。また、全国デリバリーを可能とする広域物流と地域特性にきめ細かく対応できるエリア物流を展開し、正確・迅速かつ安全な商品供給を行っています。同センターは、九州自動車道等のインターチェンジ 3 か所を有する熊本県御船町に位置しており、この優れた立地を活かして、九州における物流の中核拠点の役割を担います。九州エリアの物流体制の最適化を図るとともに、地域の健康と医療に貢献してまいります。

2.施設の概要

(1)名 称
アルフレッサ ヘルスケア株式会社 九州物流センター
(2)所 在 地
熊本県上益城郡御船町大字木倉 407-1 (木倉地区賃貸型物流施設)
(3)敷地面積
5,873 ㎡(約 1,777 坪)
(4)延床面積
5,031 ㎡(約 1,522 坪)
(5)構 造
鉄骨造 2 階建
(6)保管品目
最大 7,800 品目

3.センターの特徴

同センターは、九州自動車道等のインターチェンジ3か所へのアクセスが可能な場所に位置し、九州全域に商品供給を行うアルフレッサ ヘルスケアの中核物流センターです。

3次元ロボットピッキングシステムSkypod®※を導入し、センター内の搬送ラックを前後、左右、上下に自律走行できる搬送ロボットが、搬送ラックから商品の入った専用コンテナを取り出し、ピッキング作業者の手元まで自動搬送することにより、商品のピッキング作業における「歩く」、「探す」作業を大幅に削減することが可能となります。社員の負担を軽減し、労働環境改善を図るとともに、ピッキング工数削減による業務効率化を実現することで、正確・迅速かつ安全な商品供給体制を強化してまいります。

※Skypod®はフランスの Exotec SAS 社の 3 次元ロボットピッキングシステムです。

4.稼働開始(予定)

2025 年 2 月 24 日

5.熊本県御船町との地域振興に向けた協定締結について

アルフレッサ ヘルスケアは、10 月 21 日、熊本県御船町と地域振興に向けた協定を締結しました。御船町が同センターの社員の確保等に協力し、一方のアルフレッサ ヘルスケアは、同センターの運営上の役務、必要な資材、物資および原材料について地元から優先して調達します。アルフレッサグループの企業理念で掲げる「事業活動を通じて、地域社会に貢献する」ため、熊本県の地域振興と雇用創出に貢献してまいります。

<2024 年 10 月 21 日に行われた協定締結の調印式>
写真左から
【1 人目】熊本県御船町 町長 藤木 正幸 様
【2 人目】アルフレッサ ヘルスケア 取締役副社長 野田 晃
【3 人目】東洋流通運輸株式会社※代表取締役社長 浅野 英逸
【4 人目】熊本県 商工労働部 産業振興局長 野中 眞治 様

※東洋流通運輸株式会社は、アルフレッサ ヘルスケアの完全子会社で当社の非連結子会社であります。

以上

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