日産フォーミュラEチーム、メキシコシティでのリベンジを狙う
2025/01/07
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、同社のフォーミュラEチームが、今週末に開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン11(2024/25)のメキシコシティE-Prixに参戦することを発表しました。サンパウロでの開幕戦で素晴らしい走りを見せたオリバー ローランドとノーマン ナトーは、モータースポーツを愛する国、メキシコでの好成績を目指します。
メキシコシティE-Prixは、フォーミュラEの定番サーキットである、アウトドローモ エルマノス ロドリゲスサーキットで行われます。このサーキットは海抜2,250メートルに位置し、シーズン11のフォーミュラE開催地の中で最も高地にあるサーキットです。フォーミュラEにおいて最も多くレースを開催しているコースの一つであるこのサーキットは、独特の体験を提供します。スタジアムセクションでは、観客の歓声に包まれながら、選手たちは難所のターン13から18を巧みにクリアし、その後長いスタート/フィニッシュストレートに飛び出します。
予選は11日(土)の9:40、決勝は14:00にスタートします。
日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「チームはやる気に満ちており、メキシコでリベンジする準備が整っています。このコースで初めて四輪駆動を使う事について非常に興味深く、プレシーズンテストや、前回のサンパウロで見せたパフォーマンスを考えると、メキシコで良い結果を得られると確信しています。うれしいことにメキシコには多くの日産フォーミュラEチームのファンがいます。彼らの前で全力を尽くし、ポイント獲得を狙います」
ドライバーコメント
オリバー ローランド
「メキシコシティに戻るのが待ちきれません。私はこのサーキットをよく知っているので、良いパフォーマンスを発揮できると自信を持っています。サンパウロでは多くの可能性を見せましたので、今回はミスをせずにそのポテンシャルをポイントに反映させることに集中します。プラクティスで適切なセッティングを見つけ、良い結果で予選を通過し、決勝戦を前方からスタートさせることが目標です。このトラックの課題はエネルギーマネージメントですが、オフシーズン中にこの面でも大きな進展を遂げたので、週末に向けてモチベーションが上がっています」
ノーマン ナトー
「メキシコでのレースが大好きなので、今週末を非常に楽しみにしています。日産フォーミュラEチームはメキシコのファンの間で最も人気のあるチームですので、レースに向けて意欲が一層高まります。ブラジル戦後は、メンタルとフィジカルのリチャージが重要でしたが、工場で徹底的な準備を行い、2025年を良いスタートで迎える準備が整いました。私たちは準備万端で、今回はそのパフォーマンスを結果に結びつけることを目指します」
セルジオ セッテ・カマラ
「メキシコはいつもシーズンの中で最も期待されるレースの一つであり、街の雰囲気は非常に歓迎的で、観客の声援も素晴らしいです。コースに関しては、特にラップの最後には長い高速コーナーがあり、興奮するレースが見られるでしょう。新しい四輪駆動のGEN3 Evoマシンが、最終コーナーをフルスピードで抜けてピットストレートに出てくるのを見るのが楽しみです!課題は標高です。他のモータースポーツとは異なり、フォーミュラEは空気の密度の影響はありませんが、チームは空気抵抗とダウンフォースに対処するために適切なセッティングを設定する必要があります。現地での観戦でも、自宅での観戦でも、どちらでもレースを楽しめる会場なので、私はこのレースを本当に楽しみにしています」
以上