京都市立朱雀第三小学校で「環境学習授業」を実施しました
川島織物セルコンは、 京都商工会議所・京都教育委員会と協同し「小学生への環境学習事業」を2002年度より行っています。「環境学習事業」 は、次世代を担う子どもたちが学校教育の中で企業の環境問題への取り組みやその技術への関心を深め、 環境問題に対する意識と地球を思う心を育てることを目的としています。
2024年12月16日(月)に京都市立朱雀第三小学校(京都市中京区)で行われた 「環境学習事業」 では「持続可能な社会の実現のために」と題し、5年生を対象に当社のSDGsへの取り組みを紹介しました。
環境学習授業の様子
通常の授業でも、自分たちで野菜を育てフードロスについて考えるなど、SDGsについて学んでいるという子どもたち。今回の授業では企業がどういったSDGsの取り組みを進めているのか?という視点で「織物は糸を使って作る」「染めには川の水を使う」などをヒントにグループディスカッションを行い、川島織物セルコンの取り組みについて考えていきました。「織物を作るときに使う電力を少なくしているのでは?」といった的確な回答や「川の水を使うことで節水しているのでは?」といったユニークな回答もあり、子どもたちの豊かな発想力で授業は進んでいきました。
授業の後半では、織物のコースター作り体験を実施。製品の製造時に発生する余り糸と各自持参の食品トレーを活用して、コースターを織っていきました。
織物のコースター作り体験
初めは、自分に織物が作れるのかと不安そうな表情の子どももいましたが、タテ糸とヨコ糸が交差して織物ができてくると「楽しい!」「家に持って帰って続けたい」などのうれしい声も聞かれ、教室は活気にあふれていました。織物のコースター作り体験を通して、糸や食品トレーといった捨てるはずの素材から、新たなものを生み出せる喜びを体感してもらえたようです。
川島織物セルコンは、子供たちの環境を大切にする心の育成の一助となるべく、環境学習授業を続けていきます。
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