国土交通データプラットフォームを活用した大阪・関西万博会場における熱中症等のシミュレーションの取組状況と今後の予定について
~戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「スマートインフラマネジメントシステムの構築」との連携~
令和7年1月9日
国土交通省は、SIPと連携し、国土交通データプラットフォームを活用したデジタルツインの構築に向けて、大阪・関西万博会協会を対象にした社会実験として、熱中症等の高解像度シミュレーションを行い解析結果の自動配信等を行うこととしております。 今般、2024年度の現地実験等を踏まえ、今後の予定をとりまとめましたので公表します。 |
<概要>
〇 2024年夏、国土交通省とSIPにおいては大阪・関西万博会場を対象としてデジタルツインを構築し、熱中症の高解像度シミュレーションを実施するほか、現地計測による精度確認を実施しました。(別紙1)
〇 本夏の結果を踏まえ、国土交通省はSIPと連携し、国土交通データプラットフォームを活用したデジタルツインの構築に向けて、大阪・関西万博会協会を対象として熱中症の高解像度シミュレーション等の解析結果の自動配信の社会実験を行うこととしております。
<2025年度社会実験概要:熱中症シミュレーション 別紙2>
・公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に対して、2025年7月~8月(予定)を対象に、暑さ指数(WBGT)の高解像度(微気象)シミュレーション等の解析結果を自動配信
・博覧会協会は日々、暑さ指数(WBGT)を高解像度で把握することが可能となり、イベント運営における熱中症対策の一つとして活用を期待
〇 本社会実験は開発途上の技術を活用していることから、社会実験期間中において取組を公表する予定はありませんが、社会実験終了後において実験結果をとりまとめ、令和7年度内に公表することを考えています。
(参考)
○戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「スマートインフラマネジメントシステムの構築」
サブ課題:D:サイバー・フィジカル空間を融合するインフラデータベースの共通基盤の構築と活用
(研究開発責任者:東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授 本田 利器)
https://www.pwri.go.jp/jpn/research/sip/sub-assignment_d.html
添付資料
報道発表資料(PDF形式:119KB)
別紙1(PDF形式:1182KB)
別紙2(PDF形式:174KB)
お問い合わせ先
- 国土交通省
大臣官房 参事官(イノベーション)グループ 大谷、柴田
-
TEL:03-5253-8111
(内線22339、22338) 直通 03-5253-8120
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。