DX ｜2025年1月10日
株式会社サイバーエージェント（本社：東京都渋谷区、代表取締役：藤田 晋、東証プライム市場：証券コード4751）は、株式会社エコノミクスデザイン（本社：東京都新宿区、代表取締役：今井 誠）と、競合の一歩先を行くための次世代の価格戦略を紹介する「経済学で解き明かすビジネスの未来#1 ～競合の一歩先を行く価格戦略～」を2025年2月19日（水）に渋谷スクランブルスクエアにて共催いたします。
◼️セミナー概要
近年、インフレや円安によるコスト増加に加え、消費者行動や市場環境の複雑化が進む中、企業が収益最大化を図るにあたり、従来の価格設定手法や経験則に依存したアプローチだけでは、競争優位性の維持が一段と困難になっています。
このような状況において、消費者行動を深く理解するための学問である「経済学」の視点や手法を取り入れることで、科学的根拠に基づいた価格戦略の策定と実行が可能となり、収益の最大化に向けた新たな可能性が広がります。
本イベントでは、経済学をビジネスに活用する意義を明らかにするとともに、科学的な価格調査手法や、データを活用した施策設計・実行プロセスなど、競合の一歩先を行くための次世代の価格戦略について、具体的な事例を交えてご紹介いたします。
セミナー終了後には、参加者同士での情報交換や、登壇者と気軽に話せる交流会も実施予定です。無料の軽食・ドリンクもご用意いたしますので、お気軽にご参加ください。
| 開催日時 |
2025年2月19日（水）18:00～21:00（予定） |
| 主催 |
株式会社サイバーエージェント／株式会社エコノミクスデザイン |
| 参加対象者 |
経営者や経営企画・マーケティング・データ分析部署の方
※同業他社様の参加はご遠慮いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 定員 |
先着50名 |
| 参加費 |
無料 |
| スケジュール |
17:30 受付開始
18:00-18:05 オープニングトーク
18:05-18:30 セッション1：経済学とゲーム理論で読み解く市場
18:30-18:55 セッション2：データで導く価格最適化
18:55-19:05 休憩
19:05-19:40 パネルディスカッション：価格戦略の未来像
19:40-19:45 クロージングトーク
19:45-20:45 相談＆交流会
21:00 閉会 |
| 開催形式 |
【会場参加のみ】
渋谷スクランブルスクエア（サイバーエージェント オフィス）
※詳細はご応募完了後、メールにてご案内します。 |
◼️登壇者情報
坂部 翔悟 （株式会社サイバーエージェント AI事業本部 データサイエンティスト）
コロンビア大学で経済学博士号（Ph.D. in Economics）を取得。ミュンヘン大学の研究員、民間企業の外部リサーチャーを経て、サイバーエージェントに入社。現在は、経済学・AIを活用したプロジェクト推進、プロダクト開発に携わり、最先端の分析やアルゴリズム設計をリードしている。専門分野は消費者行動と空間経済学。特に、小売ID-POSデータ、地域データ等を活用した因果推論や最適化を強みとし、理論と実務の両面から価値を創出することに注力している。
安田 洋祐 氏（エコノミクスデザイン共同創業者／大阪大学教授）
2002年東京大学経済学部卒業。07年に米プリンストン大学でPh.D.（経済学）取得。政策研究大学院大学助教授、大阪大学准教授を経て、22年7月より現職。専門はゲーム理論、マーケットデザイン。American Economic Reviewをはじめ、国際的な経済学術誌に論文を多数発表。20年6月に株式会社エコノミクスデザインを共同で創業。政府の委員やテレビのコメンテーターとしても活動。主な著書に『日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議 経済学×社会学で社会課題を解決する』、『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』（いずれも共著）など。
加藤 諒 氏（エコノミクスデザイン エコノミスト／一橋大学准教授）
一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科准教授。神戸大学経済経営研究所・計算社会科学研究センター 准教授(クロスアポイントメント)。株式会社エコノミクスデザインエコノミスト／理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員／慶應義塾大学産業研究所共同研究員／株式会社博報堂ＤＹホールディングス技術アドバイザーなどを始め、様々な機関で研究、データ解析を行う。
◼️セッション詳細
セッション1「経済学とゲーム理論で読み解く市場 ～価格戦略への新しいアプローチ～」
「その価格、本当に正しいですか？」――この問いに自信を持って答えられる企業は多くありません。本セッションでは、まず市場理論や行動経済学を通じて、その背景と解決策を考察します。さらに、未発売商品の需要予測という難題に対して、科学的な価格調査手法「BDMオークション」をご紹介。従来の手法では困難だった消費者のWTP（支払意思額）の正確な把握を可能にする仕組みを解説します。
登壇者
安田 洋祐 氏（エコノミクスデザイン共同創業者／大阪大学教授）
セッション2「データで導く価格最適化 ～顧客ニーズと効率の両立を目指して～」
価格戦略は「いくらで売るか」を決めるだけではなく、顧客の行動を促進し、利益と満足度を最大化する重要な手段です。本セッションでは、レア商品の「売り切り」オークション、店頭価格の最適化、顧客層別クーポン設計などの具体的事例を通じて、データを活用した施策の設計・実行方法を解説します。さらに、価格が購買行動に与える影響をデータで分析するプロセスや、経済学の因果推論手法を活用した価格戦略の精度向上についてなど、実務に役立つ新たな視点とヒントをご提供します。
登壇者
坂部 翔悟（株式会社サイバーエージェント AI事業本部 データサイエンティスト）
パネルディスカッション「価格戦略の未来像～経済学が拓く新たな可能性～」
価格戦略における課題と可能性をテーマに、EDIとCAそれぞれの専門家が具体的な事例や未来予測を交えながらディスカッションします。参加者の皆様も巻き込みながら、経済学とデータ分析を活用した価格戦略が持つ可能性を探り、ビジネスの成功に向けた新たな視点を共有する場です。現場で直面する課題に基づいた議論を通じ、明日から実践可能な戦略のヒントを得ていただけます。
登壇者
加藤 諒 氏（エコノミクスデザイン エコノミスト／一橋大学准教授）
坂部 翔悟 （株式会社サイバーエージェント AI事業本部 データサイエンティスト）
モデレーター
安田 洋祐 氏（エコノミクスデザイン共同創業者／大阪大学教授）
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